株式投資で成功するためには節約が必要、家計簿を見直したら5万4千円もムダがあったという話

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株式投資で成功するためには、お金の本当の価値を知る必要があります。そして、お金の価値を知るためには、節約することが一番大切です。

 

家計簿とまでは言わないまでの最低でもひと月の収支は記録に残しておきたいところです。お金の流れを把握するとどこに無駄があるのか見えてきます。

 

そのお金の記録をみることによって、これは本当に価値があるものなのかということが見えてきます。

 

収入が多くてもお金がどぼどぼ流れていき、銀行貯金を見てみるとお金が全然溜まっていないという人は少なくありません。

 

家計簿なしに節約はできないし、節約なしには株式投資の世界で成功するのもまた難しいのです。

 

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過去の家計簿を見直してみよう

 

株式投資で成功するためにはまずは節約が大事だとブログでずっと言い続けてきたのですが、実は自分自身それほど節約ができていないことに気付きました。。

 

今年のサラリーマンの年収が440万円、物価が安い地方で暮らしています。独り身でクルマも所有していない、ブランド物にも興味がないため、お金を使わない生活をすればそれなりの金額が手元に残ります。

 

固定費などを差し引いて机上の計算だと、無理して節約しなくても年180万円程度は残るはずなんですが、実際には100万円しか貯めることができていません。

 

どうしてこれだけしか貯まらないのかちょっと過去の記録を見直してみました。

 

年収400万円台、独身男性のお金事情

 

 2015年と16年は過去に比べてたくさんお金を使っていました。昔に比べて浪費してしまった原因は2つ考えられます。

 

ひとつはここ最近でサラリーマンの収入が右肩上がりに上昇したこと。2013年に320万円しかなかった年収が、360万円、410万円、440万円と予想以上に短期間で増えていきました。

 

その過程で、少し気が大きくなって財布の紐が緩んだのかもしれません。

 

もうひとつは、2015年末に所有株が大きく急上昇したことです。

 

投資額が200万円しかないのに一時350万円まで急上昇しました。評価損益でプラス150万円です。たかが150万と思われるかもしれませんが、わたしには非常に大きな金額です。株式投資を始めて2年、おれのやり方は間違っていなかった!と過信していた時期です。

 

今では元の株価にあっけなく戻ってしまいましたが、このとき調子に乗って下調べが十分ではない企業の株を購入したり、普段行かないような高めのレストランに行ったり、お金使いが荒くなっていた時期でした。

  

先月の出費を見なしたら15万円

 

初心に戻って節約をもう一度見直します。

 

家計簿とはいえないまでも日単位で収支を付けていますが、最近はどんどんズボラになっています。このズボラこそがお金を失わせる最大の原因なのです。

 

久しぶりに一か月分の収支を見直してみたところ、無駄が多くてびっくりしました。

 

○固定費
家賃代、28000円
家具代、6000円
光熱費、6000円
通信費、4000円
携帯代、7000円
保険代、10000円
固定費合計、61000円

 

○変動費
食費、20000円
外食、お酒、60000円
本やその他、10000円
変動費合計、90000円

 

○合計
固定費、61000円
変動費、90000円
合計、151000円

 

合計で15万円も消費していました。固定費6万円とうのはいいのですが、変動費9万円といのは高すぎです。

 

クルマがないと生活が不便な地方に住んでいるため家賃はとても安いんです。駅前までバスを使うと40分も掛かるような場所なので。家賃は月収の3割とは良く聞く話ですが、そうすると家賃は7万円になります。家賃だけで7万円なんて払う気にもなれません。

 

固定費で削ることができるのは携帯と保険の2つだけです。携帯代を格安シムに変更すると4千円、保険を解約すると1万円の節約になります。

 

固定費自体安いのでまぁこの辺はそれほど重要ではないのかなとも思っていますが。

 

問題は変動費です。

 

9万円の変動費を見直す

 

○変動費
食費、20000円
外食、お酒、60000円
本やその他、10000円
変動費合計、90000円

 

細かく収支をつけているわけではないので、かなり大雑把な数値です。それでも見直すところはたくさんあります。

 

食費は週末に一週間分まとめて買って自炊しています。1回の買い物で3000円、月にすると12000円です。ランチは会社で出るお弁当で月に8000円程度、合計で2万円なのでかなり安い方です。

 

問題は外食やお酒に6万円も使っていることです。

 

お酒が絡まない外食は週末だけのささやかな楽しみなのでいいのですが、、出費が大きいのは飲み会の方です。6万円の大半はお酒を飲むためにする外食です。

 

金曜と土曜のどちらも外に出てお酒を飲んでいるとびっくりするくらいお金が消えていきます。ついつい酔っ払って、2軒目、3軒目となると一晩で軽く1万円を超えてきます。家で飲めば1000円もしないのですが。毎週末お酒で1万5千円使ってしまうと、月に換算すると6万円になります。

 

消費しても何も残らない物に月の固定費と同じだけの値段がかかります。

 

さらにお酒を飲むとお金以外にも様々な弊害があります。

 

外に出るとついつい飲みすぎるし、普段はあまり吸わないタバコも吸いすぎたり、帰り道にコンビニで必要ないものを買って夜食が増えたり、二次会まで参加すると帰りが0時を過ぎて睡眠が足りなくなったり。。

 

これで次の日に2日酔いが残って一日中ベッドの上で過ごすと、もう後悔の念しか残りません。

 

それでも翌週にはまた飲みに行ってしまうから不思議です。金曜の仕事終わりの飲み会ほど楽しいものはありません。

 

東北出身ということもあり、昔からお酒好きで人生を楽しむためにお酒に掛かるお金はしょうがないと思っていた節もありますが、今回は見直すことにしました。

→もっと早く見直すべきでした

 

特別な日以外は家で飲むことに決めます、そうするとこれだけで月に4万円も節約できるんです。

 

いかに飲み会が無駄な出費かということがわかり反省しています。

 

月に5万4千円節約できる

 

携帯代の4千円、保険の1万円、飲み代の4万円を節約したら5万4千円になります。携帯と保険はすぐにはできませんが、飲み代はすぐにでも実行可能です。


月に5万円の節約に成功すると、1年で60万円、5年で300万円、10年で600万円になります。これを投資で運用したらさらにお金は増えていきます。

 

世界一の投資家ウオーレン・バフェットが、年利20%でこのお金を積み立て運用すると、30年後には7億円にもなるんです。

 

01年目、60万円
05年目、446万円
10年目、1557万円
15年目、4322万円
20年目、1億1201万円
25年目、2億8318万円
30年目、7億0912万円

 

そう考えるとひとときの飲み会を楽しむために、お金を使うのはもったいない気持ちになります。もちろんバフェットと同じパフォーマンスはあげられないですが。

 

外で飲むことを控えて、家で飲めば良いだけの話なんです。

 

資産形成で一番重要なのは実は節約

 

お酒だけで月に5万円も消費しておいてえらそうなことは言えませんが、資産形成で一番重要なのは実は節約なんです。

 

サラリーマンの収入というのは自分でコントロールできません。収入を上げるためには長期的な視点が必要になります。また、自分がどれだけ優秀だとしても、会社自体がお金を儲けることに成功していないと収入が増えることはありません。

 

運用パフォーマンスもバフェットのような世界一の投資家が20%と高い運用益を出すのは難しくありませんが、一般人には無理です。下手に高い運用益を狙いに行くと逆にお金を失う可能性が高くなります。

 

これも自分ではコントールできないものです。せいぜい5%程度を目標にするべきです。

 

収入や運用益に他して節約は最も即効性が高く、また最も難易度が低い方法です。

 

サラリーマンが月に5万円の収入を手にするのはどれだけ時間がかかるでしょうか。1年に1万円昇給に成功したとしても5年かかります。5万円のうち20%程税金で持って行かれるため、手取りに換算すると4万円になります。

 

役職手当がつけば5万円くらいすぐ上がるかもしれませんが、わたしはサラリーマンになって8年も経ちますが、いまだに付いたことがありません。

 

そう考えると、節約するだけで月に5万円手元に増やすことができるのであれば、これほど効果が高いものはありません。

 

月に5万円といかないまでも、収支を記録してみると3万円くらいすぐにできてしまいます。この余ったお金で投資に振り分けると資産形成は加速していきます。

 

 

お金を増やすことは難しくありません

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