いくら頑張ってお金を稼ごうとしても自分の力には限界があります。
なぜかというと自分自身の労働力と時間を売って、その対価としてお金を貰っているからです。経営者は人というレバレッジを使って、24時間働いてくれる分身を作りますがそれが労働者です。
つまり労働者でいるうちは、レバレッジを利用されている側に立つため、このやり方だけではどれだけ働いても働いてもお金持ちになることはできません。
お金持ちになるためには、頑張って自分の代わりになって働いてくれる仕組みを生み出すことが必要になります。
労働者で最も稼げる仕事とは?
たとえば労働者の中でもっともお金を稼げる職業はなんでしょうか。
医者か女性であれば身体を売る仕事になるかと思います。彼らの仕事は付加価値のある労働力と時間を売ることで、高い給料を得ています。
しかしこのやり方には限界がありますよね、時間は無限ではないからです。医者は時間あたりにすると最も高い給料を得ますが、そのかわりに自由な時間はほとんどありません。
女性が身体を売る仕事は、20代のうちは大きくお金を稼げるかもしれませんが、その後は減っていくばかりです。働いた日はたくさん稼げても、働かない日には1円も支払われることはありません。20代では単価あたりの給料が高くても、30代になるとゼロ円になる可能性があります。
当然ですが、サラリーマンの収入はこれらの職業に比べてだいぶ低いです。彼らよりもお金持ちになる可能性は断然低いです。
どれだけ必死に働いてもお金持ちになれないのは、労働力と時間を対価にして給料を得る仕事をしているからです。
たとえばサラリーマンが2社同時に働くことができれば、給料は2倍になりますが、現実的にそんなことはできません。
それがわかればやることはひとつです、時間や体力は限られているから、その代わりになって働いてくれる分身を作るしかありません。
もちろん寝ずに必死に働けば、お金は増えていくのかもしれませんが、身体が消耗していきます。何事もバランスが大事なので幸福度は下がっていきます。
人生を犠牲にして、必死に働いてもお金が増えないのは、現代のサラリーマンの辛いところでもあります。
分身になって働いてもらう方法
自分の分身になっている働いてもらう方法はなにがあるのでしょうか。
①株式投資
②不動産や土地
③ビジネス(人を雇う)
④作曲などによる印税
⑤出版などによる印税
この中で一番効率良くお金を稼げるのは間違いなくビジネスです。
事業を作って優秀な人材を雇えば、短期間で何倍にもお金が増えていく可能性があります。しかしこの方法はレバレッジを大きく利用できる分、リスクも高くなります。
事業を始めて3年後に生き残るのは10%もいないと言われるのが現実です。
不動産や土地はどうでしょうか。
親から引き継ぐモノがあれば、効率よく働いてもらうことが可能ですが、所有するためにはまず莫大な初期費用が必要になります。ビジネスほどではないにしても、それなりのリスクもあります。
④はこれは才能が必要でしょう。成功すれば大きいですが、努力だけでは越えられない壁があります。
⑤は電子書籍が生まれたおかげで、出版会社にマージンを取られずにお金を稼ぐ事ができます。誰でも簡単にできるようになった分、ライバルも増えましたが、それでも効率よくやればお金を稼げます。
やっぱり一番おススメは株式投資
わたしが一番勧めるのは株式投資によるレバレッジです。この方法が一番凡人に合っているやり方だからです。
その他は、親からの遺産、才能など努力だけではどうにもできない要素がたくさんあります。
人脈のネットワークが広く、実現したいアイディアがあるのなら、成功率10%のビジネスに飛び込むのも悪くないのかもしれません、しかし人から言われた事をやる仕事をしてきたサラリーマンには、ハードルが高い方法です。
対して株式投資は、長期投資に徹しれば運や実力という要素を排除できます。
急いでお金持ちになろうとしなければ、だれもがそれなりに成功できるやり方です。
また、優秀な企業の株を持つことによって、優秀な方たちにレバレッジを掛けて、お金を頂くことができます。
自分が人工知能を開発できるほど賢くなくても、人工知能を開発する企業に投資すれば、彼らの力を借りてお金を稼ぐ事ができます。
彼らは必死に働き、会社の売り上げに貢献してくれます。
会社の売り上げからあなたにお金が支払われるのが、株式投資の最大の魅力です。
あなたが眠っている間も24時間働き続けてくれます。
もう一つの簡単に作れる分身とは
実はもうひとつ誰にでもできるブログという簡単な分身を作ることができます。
ブログはストック型のビジネスモデルです。実際にこの方法でお金を稼ぐのは想像するよりも非常に難しいですが。
稼げるブログーになると、あなたが寝ている間もアクセス数を稼いでお金を運んできてくれます。プロのブロガーになると、月に30~40万円稼ぐようです。
ブログの良いところは、うまく稼げなかったとしても専門分野の知識をストックしたり、知識を深められるところです。たとえ期待するように稼げなかったとしても、サラリーマンは挑戦するべきです。
人は文章にして言葉を具現化するときに頭で考えます。
また、情報を発信することで正しい知識を身に付けるようになります。
さらに、才能がなくても続ければ続けるほどアクセス数はあがっていきます。
情報量が増えると電子書籍に内容をまとめて出版することもできます。
そう考えると、得られるリターンは少ないかもしれませんが、十分にやる価値のある分身です。