年収300万円の普通のサラリーマンが月に3万円稼ぐ方法を考えてみた

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現実的にサラリーマンが月に3万円稼ぐ方法がないか考えてみました。

 

一昔前の景気が良かった時代と違って今の経済状況を考えると、収入源を複数持つことはこれからも避けられなくなってきます。

 

勤労所得しか稼ぐ手段がないと、勤めている会社が倒産したりリストラにあうと、翌月から収入が途絶えてしまうリスクがあります。もちろん大半のサラリーマンにとって、仕事を失う可能性は決して高くはないと思っていますが、絶対にないとも言い切れません。

 

会社がたとえ潰れなくても働きすぎて身体を壊してしまったら、会社からもういらないと言われてしまうリスクもあります。

 

本業以外で収入を稼ぐことを目的にするなら、まずは3万円を目標にするのが良いのではないかと思っています。もちろん5万円、10万円稼げるこしたことはないですが、最初から高い目標を立ててしまうと途中で挫折してしまうリスクが高くなってしまいます。

 

一度お金の流れが発生すると、そのあとはそれを太くしていくだけなので難しくはありません。最初のゼロからイチを生み出す作業が最も重要になります。日々の生活で忙しいサラリーマンが現実的に稼ぐとしたら以下の4つがあるのではないかと思います。

 

①アルバイトでお金を稼ぐ
②米国株の配当金を狙う
③アフェリエイトを始める
④サラリーマンの収入を増やす

 

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アルバイトでお金を稼ぐ

 

この方法が一番てっとり早く確実にお金を増やすことに成功します。

 

月に3万円であれば、800円のコンビニアルバイトだったとしても37時間労働するば稼ぐことができます。土曜か日曜のどちらかを1日働けば達成できます。2日とも働くのは大変かもしれませんが、1日だけならストレスにならずになんとかこなせるかもしれません。

 

ただ気をつけないといけないのは確実に収入を得ることができますが、経験に応じて収入が増えていかないことです。仕事に慣れた5年後も同じ金額の収入しか得ることができません。経験値が収入に反映しない仕事というのは、トータルでみると大きく損をすることになります。

 

あえてこの方法を副業の手段に挙げた理由は、無駄にサービス残業で時間を潰すサラリーマンが意外と世の中に多いからです。本来であれば自由な時間であるこの時間をアルバイトに当てていたら、もっと多くの収入を得ることに成功しています。将来のことを考えるのならできるだけ手元にお金を残しておいた方が賢明です。

 

勤めていた会社で毎月100時間近くサービス残業し、4年後に会社を辞めてしまった知人がいます。これはお金をドブに捨てるようなものです。おそらく本人はそうは思っていないですが。もしもこの時間をバイトしていたなら、月に8万円年間で96万円の労働の価値に匹敵します。

 

残業して仕事に没頭することで、スキルを身につけることができたからよかったと考える人もいるかもしれません。この意見には反対です。一番の理想は定時まで仕事をきっちりこなす、それでもまだ身に付けたい専門知識があるなら家に帰ってから勉強するべきです。

 

その方が長い目で仕事の幅が広がります。受験勉強でもいえることですが、仕事ができない人ほど質より量を重視するようになります。

 

個人的にはサービス残業ほどタチの悪いものはないと思っています。ただの労働者として会社に勤める以上は、会社とは適切な距離を保ってあくまで労働時間の対価として給料をもらうべきです。資本家ではない以上、会社の株主や役員のように仕事を考えてはいけません。

 

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米国株の配当金を狙う

 

お金持ちの特権のように語られますが、配当金は資産さえ持っていれば労働せずにお金をもらうことができます。どうして米国株の配当金かというと、日本株よりも米国株の方が配当金を重要視しているからです。

 

最近保有したいと思っている銘柄がありますがその株の配当金は3%です。この銘柄に投資して月に3万円の配当金を得るということは年間で36万円の配当益になります。そうすると36万円得るためには、少なくとも1200万円以上の資産が必要になります。

 

1200万円も資産があるのに、金融商品を購入してもたったの36万円しか得られないと思うかもしれませんが、これは考え方によったらすごいことです。

 

アルバイトでこれと同じ金額を得るためには、1日に時給800円のアルバイトを月に37時間する必要があります。つまり1時間も労働せずにこれと同じ対価を得ることができるのです。月に37時間も自由に使える時間が増えたらこれほど嬉しいことはありません。

 

この方法で副業を得ようとする場合、アルバイトよりもはるかに長い期間が必要になります。また1200万円の資産を貯められるかどうかも重要になってきます。たぶん、多くの方は途中で挫折していきます。

 

具体的に1200万円貯めるためには、年に50万円貯めれば24年、年に100万円貯めれば12年、年に200万円貯めることができれば6年で達成できます。途中で良いパートナーを見つけて収入を増やし支出を減らすことに成功できたら、より早く達成することができます。

 

わたしの場合特別収入が多い仕事をしているわけではありませんが、贅沢品に興味がなく無駄なことにお金を使わないようにしているため、年に150〜200万円を目標にしています。

 

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アフェリエイトを始める

 

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アルバイトで収入を得ることを選択した場合は時間的余裕がなくなってしまいます。しかし配当金を狙うやり方をした場合は余裕があります。この空いた時間も新たな収入を生み出すことに使うべきなので、なにをやればいいかと聞かれたら迷わず、やはりブログやアフェリエイトでお金を稼ぐ方法をお勧めします。

 

株式投資に関することを書くのもいいし、好きなことをアルバイトにしてその経験をブログに書くのでも十分に成果が得られます。

 

このやり方で収入を得ることの最大のメリットは、同じような情報を発信する人たちから情報を得られることと、自分の考えを文章に書くことによって頭が整理できることです。情報をアウトプットするためには同時に情報をインプットすることも自然と求められます。

 

この手段でまだお金を稼ぐことに成功していませんが、面白いことにある程度続けていくと辞める理由がなくなってしまいます。毎日書く習慣をつけると文章力も少しずつ上達していくし、質の高い情報を発信しようと思うとそれなりに勉強するようになります。

 

よくテスト勉強などに膨大な時間と労力を費やす人は多いですが、わたしはどちらかというと反対です。それらはインプットするだけで、最終的にアウトプットする機会がないからです。テスト問題がたくさん答えられるようになったからといって、収入が増えるわけではありません。あくまでも収入が増えるかもしれない機会が少し増えるだけです。


公認会計士などハイレベルな試験に合格できた場合は直接収入に繋がる可能性があります。ただこうした試験はレベルが高いため、高い授業料は払ったけれども途中で投げ出してしまうリスクも存在します。もしも途中で投げ出してしまったのなら、結局はなにもやらなかったのと結果は大して変わりません。

 

なにについても言えることですが、ビジネスを成功させるためには計画を立てて、行動に移す、その結果を検証してさらに行動することが求められます。アフェリエイトでお金を稼ぐということは、実践的なビジネスの基礎知識を身につけることに繋がります。

 

アフェリエイトも途中で投げ出してしまう人が多いですが、途中で投げ出してしまう人は本業の仕事でも成功するのは難しいかもしれません。

 

サラリーマンの収入を増やす

 

副業ではありませんが、専門知識を身につけてあえて現職の収入を増やすことに専念するのもひとつの手だと思います。とくに20代の場合は、仕事の基礎知識を身につけてその後の収入を大きく左右する貴重な時期を過ごすことになります。

 

20代前半のうちは見返りとしては小さいかもしれないですが、投資の福利のように年齢を重ねるにつれて徐々に大きくなっていく可能性があります。わたしも現在はその効果を感じています。

 

公務員や大手優良企業の場合はその限りではありませんが、この期間である程度仕事のベースを作っておかないと、30代、40代の収入が絶望的になってしまいます。

 

サラリーマンが月に3万円収入が増えるためにはどれくらいの月日が必要なのでしょうか。

【これって多いの?少ないの?】気になる昇給の平均額について調べてみた - リクナビNEXTジャーナル

 

上のコラムによると中小企業の昇給額は一般的に「1.45%」程度が相場と言われています。初任給が20万円のサラリーマンの場合、1.5%ずつ昇給したとしても3万円増えるようになるためには11年の月日を必要とします。

 

20年間にも及ぶデフレ時代の影響でしょうか、たったの3万円でもこれだけの時間を要してしまいます。ただ実際には日本企業の場合ボーナスで還元している企業が多いので、翌年には10〜20万円程度は増えていると思います。サラリーマンの仕事でも2〜3年後には月に3万円の収入増を手にしているはずです。


本業の仕事だけに集中する場合に気をつけないといけないのは、自分の仕事が会社の外に持ち出せる市場価値のあるスキルかどうかを常に意識することです。市場価値のある仕事を身につければ、会社の事情でリストラされても収入を減らさずに生き残っていけますが、そうではないとこの先の収入が先細っていくリスクと戦うことになります。

 

最近の経済状況とサラリーマンへの税負担を考えると、この道がもっとも険しい道のりになるかもしれません。

 

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まとめ

 

サラリーマンが現実的に3万円稼ぐ方法として4つの方法を挙げました。どれかひとつに絞る必要はないので、効率良く少しずつ収入源を増やす準備をしていけばいいと思います。

 

わたしが理想的だと考えているのは、会社の仕事はしっかりと定時までにこなし、あとは家に帰って自分の趣味に関連する副業をすることです。仕事で疲れて帰ってまで、やりたいことを続けようとすると人間は拒否反応を起こしてしまいます。

 

そして本業や副業で稼いだお金を投資にまわし、金融資産を徐々に増やしていくやりかたです。基本的に投資は銘柄を選んで買ってしまえば、あとはとくにやることはありません。自由に使える時間はたくさんあります。

 

ただのアルバイトはどれだけ働き続けても給料が増えていかないという精神的ストレスと、身体的ストレスが2重で掛かってくるためお勧めしません。あくまでサービス残業に時間を浪費するくらいなら、バイトをした方がいいんじゃないかという話です。

 

いずれにしても数ヶ月や半年で月に3万円を達成しようとするのではなく、長期的視点でお金を稼ぐようになればいいです。そういう意味でサラリーマンの最大のメリットは、安定して収入があるので精神的に余裕を持った状態で取り組むことができます。