
100万円くらいの貯金額であれば意外とすぐにお金を貯めることができます。
100万円貯めることができない人は、貯められないからではなく、貯めようと思っていない、もしくはやっていないだけです。
マイナビの調査によると、100万円貯金できている人は全体の20%います。
Q.年間いくら貯金をしていますか?
第1位「100万円」20.3%
第2位「10万円」18.5%
第3位「50万円」12.6%
第4位「30万円」7.7%
第5位「150万円」7.4%
夏と冬の賞与で50万円、毎月4万円ずつ貯金できれば100万円も可能です。賞与がない場合は月に8万円以上残さないといけないため、少し難しいかもしれません。
貯金額を増やすためには、収入によって難易度は変わるのですが、それでも100万円程度であれば本人の気持ちが大きく影響します。
100万円貯めれない人は以下のような特徴があります。
・生活費を毎月いくら使っているか把握できていない
・外食が多い
・コンビニで買い物をする機会が多い
・収入に見合わない部屋に住んでいる
生活費を毎月いくら使っているか把握できていない
お金の流れを把握していない人はそれをコントロールすることはできません。
生活費にいくら使っているのかわかると、どう改善すればどれくらい効果があるのかが明確に見えてきます。
家賃が異様に高いところに住んでお金がないからと、毎日お弁当を持参したり、電気代を節約するために冬でも暖房を我慢したり、シャワーの時間を短くしたりする人がいます。
これらも効果がないわけではないですが、労力の割にどれくらい効果があるのかという視点が抜けています。気合を入れて節約をしても、目に見えて効果が薄いと継続できずに諦めてしまいます。
そのためにも、生活費をいくら使っているのかエクセルにまとめて見返してみる必要があります。
朝早起きしてお弁当を毎日持参しても5千円程度、電気をどれだけ節約しても3千円程度であれば、家賃を2~3万円落とした方が効果が高いというのは言うまでもありません。
優先順位として効果が大きい固定費から見直し、それでも月の目標額に届かないのであれば、お弁当や電気代など、労力の割に効果が低いものへも目を向けています。
優先順位を付けるためにも家計簿は必要になります。
外食が多い

お金が貯まらない貯まらないといいながら、意外と外食をしている人は多いです。
とくに女性なんかは、女性同士の付き合いで安いランチではなく、1000円を超えるようなお店に行きます。
外食産業は原価率が2割なら良い方です。つまりお店が利益を出すために8割分を上乗せして払っています。
長引く不況の影響で600円でランチを食べられるお店が増えましたが、それでもやっぱり高いです。家で作れば200円で済みます。
自炊することのメリットは、継続して続けることで効果が大きくなる点です。たとえば、前の日に作ったものを次の日の朝食べるとか、次の日のお弁当にすることで食費を大きく下げることができます。
1~2回しかしないのであれば、たしかに牛丼やうどんで300円で済ませたくなる気持ちもわかります。
しかし、独身で独り身だからとこうした食生活が偏るものばかりを食べていると、病気になるリスクが上がり、病院代が高くつくことになります。
居酒屋でお酒を飲む
会社の同僚と月に1~2回、友人と月に1~2回行くだけでも、お金はなくなってしまいます。
特にサラリーマンであればお酒を飲む機会も増えますが、お酒を飲む量も多いです。まず1件目に入って、2件、3件はしごをするような飲み方をしていると、いつまでたってもお金は貯まりません。
一回の飲み会で1万円、毎週続けばそれだけで4万円の出費になります。
冷静に考えてみると外で飲む必要というのはそれほどありません。仮に友人2~3人で家飲みをすると一人当たりの会費は1000円程度におさまります。
家飲みをしなくても、最近はコンビニでお酒を飲めるお店も増えています。お店で一杯600円するようなお酒がコンビニでは200円ですみます。
女性をデートに誘う場合も、高級イタリアンではなくサイゼリアにした方が何倍も安くすみます。サイゼリアではワイン1杯100円、ボトルを頼んでも1000円もしません。それで嫌な顔をされる相手ななら、そこまでの相手だったと諦めて付き合わない方が無難です。
コンビニで買い物をする機会が多い
1週間の行動を見直してみて何回コンビニ行っているでしょうか?またコンビニでは何を買っているでしょうか?
貯金をしたいのであれば、コンビニで買い物をしてはいけません。理由はコンビニの商品は高いし、必要ないものまで買ってしまうからです。
必要なものはスーパーで買うと、2~3割安く買うことができます。
お金が貯まらないと言っている人ほど、小さな金額を積み重ねて気付いたら大きなお金になっています。週末に1万円おろして、特に何も使っていないのに財布にお金が残っていないのは、コンビニで細かいものを直々買っているからです。
できるだけコンビニにはいかないこと、行くのであれば本当に必要なものだけ買うようにしましょう。
収入に見合わない部屋に住んでいる
出費で一番大きい割合を占めるのは家賃です。実家暮らしの人は驚くほどお金が貯まるのは、それだけ住居費に占める割合が高いからです。
18万円の手取りがあったとして、東京に住むと光熱費、通信費含めると8~9万円のお金を計上することになります。交渉にもよりますが、実家に住むとでこのお金は丸々貯金に回すことができます。
現時点で貯金ができていない人は、まず家賃を見直した方がいいです。1か月の生活費の中で一番効果が高く、かつ労力が少なくて済むからです。
家賃の適正な水準というのは難しいところですが、収入に見合わない部屋に住んでいる人はたくさんいます。
若い同僚の子をみると、東京に住んで手取りの月収が20万円しかないのに、会社までの通勤が30分、家賃だけで8万円、水道光熱費・通信費を入れて10万円近く払っている人がいます。セキュリティや物件が新しいことを条件に入れると部屋は高くなりますが、それが月に2~3万円も払う価値があるかと言われるとありません。
住宅費以外にも、生活費や保険、生活必需品、娯楽など他にも生きていくための費用が掛かるため、どれだけ節約してもお金は貯まりません。
まとめ
以上を見直してみると100万円くらいであれば簡単に貯まります。
年収が350万円、東京在住だったとしても十分可能です。30歳で1000万円、40歳で3000万円貯めるような人は、若いうちからお金の管理を徹底しています。
逆にお金が貯まらない人は、30歳になっても40歳になっても100万円ですら貯めることができません。
この違いはお金の流れを把握して、適切にコントロールしているかどうかが大きな分かれ道になります。
100万円の具体的な投資法
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まずは100万円貯める
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