1年間に100万円貯めながら楽しくリッチな生活を送る方法

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人生は貯金をすることが目的ではないため、楽しくお金を貯める必要があります。

 

楽しくお金を貯められないのならやらない方がいいです。

 

ではなぜお金を貯める必要があるのかというと、経済的に社会から自立することが目的です。社会から自立できていないとういうことは、会社のために毎日働きお金の奴隷になってしまうからです。

 

1年間に100万円貯め、それを株式投資で運用するようになると、35年後には9000万円増えることになります。これだけあると、3%の配当金だけで年間で270万円も収入ができるため、老後生活に困ることはありません。

 

ここでは100万円貯めて、なおかつ毎日の人生を楽しく送る方法を紹介します。

 

・シェアハウスに住んで恋人と一緒に料理を楽しむ
・運動しながら観光地を回る
・ランチは持参して外で食べる
・お酒はシェアハウスで飲む
・趣味は株式投資で楽しみながらお金を増やす

 

1年間の目標金額を100万円に設定する

 

1年間にどれくらいお金を貯められるかは、収入やその人のライフスタイルに大きく依存します。まずは1年間に100万円貯めることを目標にした場合、毎月いくら使えるのか計算してみましょう。

 

わたしの場合、年間の手取り賞与が100万円程度なので、賞与にまったく手をつけなければ年間で100万円達成することができます。

 

月の手取り収入を全部消費に使うことができますが、それだと使い過ぎなので月に6~8万円残すことを目標にしています。年間160万円ほど株式投資に使えれば合格ラインにしています。

 

月の収入から年間の目標金額を決めるのではなく、目標金額から月に使えるお金を割り出して、そこから限られた時間でどう日々の生活を充実させられるかを考えます。

 

月の収入から理想値を出すと、頭が節約しなきゃという思考に陥るためかえってストレスになります。

 

シェアハウスに住んで恋人と一緒に料理を楽しむ

 

独身で一人暮らしをしているサラリーマンであれば、賃貸よりもシェアハウスに住んだ方がいいです。理由は生活が充実し、家賃を安く抑えられるからです。

 

以前地方で賃貸暮らしをしていました。地方は物価が安いため家賃が驚くほど安くなります。周りは田畑が広がる田舎で2万5千円で部屋を借りていました。

 

これだけ安いとお金は貯まるのですが実はデメリットがあります。日々の生活がつまらないという事です。平日は会社に行って帰ってご飯を作って寝るだけの毎日、週末は新しい出会いもなく同じ顔触れで夜にお酒を飲むだけです。

 

東京に移り住んだタイミングで、職場から徒歩10分のシェアハウスに住むことにしました。立地が一等地のため、個室ではなく共同部屋にしたのですが、それでも家賃は6万円を超えます。この周辺で1kを借りたら9万円の場所です。

 

共同部屋は苦痛になるかもと思っていましたが意外と大丈夫でした。

 

むしろ、毎週末新しい出会いがあり日々が充実しています。週末はシャアハウスに住むハウスメイトが連れてきた友人と飲んだり、別のハウスの人と合同で飲み会をしたりと何かしら出会いがあります。

 

ハウスメイトも10代から30代と年齢が幅広く、国籍も日本人が半分とあとはアメリカやアジア、ヨーロッパの外国籍の方です。普段普通の生活では知り合わないような人たちとも知り合うことができます。

 

また、シェアハウスに移り住んでから2週間でフランス人の彼女ができました。平日は毎日一緒に料理を作ってご飯を食べます。一人暮らしをしているときよりも、コストは上がりましたが、その分何倍も楽しく生活ができています。

 

シェアハウスに住んで思うのが、独り身のサラリーマンが割高の賃貸を借りて住んでもメリットは何もないということです。新しい出会いもなければ、新しく出会うためにはイベントやサークルに参加したりと、なにかとお金が掛かります。

 

婚活パーティに参加すると1回で5~8000円もの会費を支払うことになります。

 

そんなことをしなくてもシャアハウスに住めば、家賃を安く抑えられ、たくさんの人に出会うことができます。

 

運動しながら観光地を回る

 

地方であれば観光しようと思うとクルマで出かける、現地まで運転しガソリン代や駐車場を払うことになります。都会に住んでいると観光地に行くために、バスや電車などの公共機関を利用する必要があります。

 

交通費だけでもバカになりません。

 

運動が好きな人と付き合うと、ランニングをしてそのまま帰りに観光地を回って帰ることができます。電車にも乗らず飲み物も持参すればゼロ円でジョギングと観光を楽しむことができます。

 

東京だと10キロ圏内に観光する場所はたくさんあります。皇居やスカイツリー、銀座、築地、お台場などタダで観光することができます。

 

ランチは持参して外で食べる

 

晴れた日はランチを作って彼女と外で食べます。この場合もほとんどお金は掛かりません。

 

平日であれば家で料理をして、シェアアハウスの屋上に持っていきランチをします。週末は簡単に食べられるお弁当を作って皇居や公園に行き読書とランチを楽しみます。

 

常に外食したがる人は多いですが、そういうパートナーがいる方をみると可哀そうに思います。

 

外食が増えると出費がかさみます。男性がお金を払うのが当たり前だと思っている方と付き合うと、一回のランチだけでも3千円、ディナーだと1万円以上のお金が掛かってしまいます。

 

家でお酒を飲む習慣を作る

 

シェアハウスに住んで一番良かったと思ったのが、外でお酒を飲む回数が減ったことです。

 

家に広いキッチンがあるため、パートナーと一緒に料理を作ることを楽しみながらお酒を飲めます。2人で外に飲みにいくと1万円は軽く超えてしまいますが、一緒に料理を作ってお酒を飲めば2千円もしません。

 

シェアハウスだと家で飲んでいても、誰かしら話し相手がいます。狭い賃貸にいると、ソファの上でお酒を飲むしかありませんが、広いところに住んでいると、広いリビングでお酒を飲んだり屋上で飲んだりと場所を変えて飲むことができます。

 

また、家で飲んでいると飲みすぎて次の日に何もできないということも減りました。

 

賃貸暮らしのときに外に飲みに行って飲みすぎてしまうのは、家に帰っても誰もいないため、2件目3件目とハシゴする機会が多かったですが、帰っても話し相手がいると思うと1件目でスパっと帰ることができます。


趣味は株式投資で楽しんで資産形成を行う

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お金を増やすコツはいかに日々を楽しく過ごすかに尽きます。

 

銀行にお金を置いて、銀行口座が増えていくのも楽しいですが、株式運用でお金を増やしていくという楽しみもあります。

 

株式投資の世界は奥が深く、実際に始めてみるとわからないだらけで日々勉強になります。

 

投資に興味を持つようになると、ニュースや経済番組、世界の株価やビジネス、歴史や哲学、行動心理学など色んな分野に興味を持つようになります。

 

株式に関する書籍は何万と発行されています。そのため、いくら書籍を読んで勉強しても飽きることはありません。

 

また、投資関連のブログにしても、いろんな人たちが投資に関する自分のアイディアを日々メディアに発信しています。

 

株式投資に掛かるコストは書籍代と売買手数料くらいです。

 

売買手数料は長期投資家であれば、年間千円程度でおさまります。書籍は読書量によって変わりますが、中古本で安いのを購入すれば1冊300円で買えます。

 

読書に使うお金は惜しむべきではありません。

 

ラーメンたかが一杯で800円掛かります。会社の飲み会で居酒屋に2時間コースで飲みに行くと3500円掛かります。会社の飲み会に参加しても得られるものは何もないですが、本を1冊よむと知識が身に尽きます。

 

1冊の読書代というのは、他の娯楽よりもはるかに安くすみます。

 

投資に関する読書や投資家が発信するブログを読んで勉強しながら、自分の資産も株式投資で楽しみながら増やしていくことができます。

 

お金を減らしたくないのであれば、そういう投資の仕方もあります。

 

まとめ

 

お金を貯めることは人生の目的ではないため、どうやったら楽しみながらお金を貯められるかということを考えます。

 

お金を貯める目的は、あくまでも経済的に自立してより豊かな人生を送るためです。豊かな人生を送るために窮屈な生活をしても仕方ありません。

 

一人暮らしで格安のアパートに住み、毎日一人でインスタントラーメンを食べる、週末はお金を使わないため外出しないでテレビを見て過ごす、こうした生活はたしかにお金は貯まるかもしれませんが、なんのために生きているのかという目標を失います。

 

たとえ収入が少なくても、どうしたら楽しみながら生活できるのかを考えるべきです。

 

100万円貯められる人と貯められない人の違い

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100万円でクルマを買いたいと思ったら

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100万円貯めるために必要なこと

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2016年のテンバガーを検証してみたら2倍株ですらひとつもなかった

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2017年も4分の1が過ぎました。今年こそは10倍株を当ててやると意気込んでいる個人投資家も多いです。

 

10倍株を発掘することができれば、10万円しか資金がなくても100万円、100万円資金があれば1000万円まで資産を増やすことに成功することもあり、ネットを調べると相変わらず「2017年テンバガー」で特集を組んでいるコラムがたくさん見つかります。

 

自分で膨大な時間を使って銘柄を研究するよりも、その道のプロに選定してもらったら的中率が上がると考える人は少なくありません。

 

毎年のように見かけるコラムですが、実際にはどれくらい的中率があるのでしょうか?

 

テンバガーを狙う戦略を採用するのであれば、的中率は一番重要になってきます。

 

結論からいうと、2016年1月に選定したテンバガーのコラムを検証してみたところ、10倍に化けたのはゼロ、2倍株になった銘柄ですらひとつも見つかりませんでした。

 

的中率がどれくらいあると元が取れるのか?

 

10倍株を狙いにいくという事はリスクが高くなるため、10社銘柄選定されていればそのうちの1つくらいは当たってほしいところです。

 

100万円の投資資金があり、10銘柄選定してその内の1銘柄が10倍株、その他の銘柄が半値まで下がったとします。そうすると1年後の資産は145万円になり、パフォーマンスは+45%になります。

 

145万=5万x9(銘柄)+10万円x10(10倍株)

 

20銘柄選定してその内の1銘柄が10倍株、その他の銘柄が半値まで下がった場合はどうでしょうか?

 

97.5万=2.5万x19(銘柄)+5万円x10(10倍株)

 

実はこれだと10倍株を発掘することができたとしても、マイナスになってしまいます。


テンバガーを狙いに行く投資スタイルがリスクが高い理由は?

 

日本の上場株式は3500銘柄以上ありますが、2016年にテンバガーになったのはわずか3銘柄、2015年には2銘柄しか見つかっていません。

 

このことからもわかるように10倍株を見つけるのは容易ではありません。

 

2016年の場合は1166社のうち1社、2015年の場合は1750社のうち1社だけです。2016年は上がり相場、2015年はどちらとも言えない相場です。

 

確立が低いものを狙いに行こうとすると、リスクの高い投資になってしまいます。

 

競馬やカジノの行けばわかるように、オッズが高いものは当たる確率が低く、一発逆転を狙うようなやり方をしなければなりません。

 

投資で10倍株を狙いに行こうとすると、時価総額が小さく変動率が高い小型株を狙う必要があります。大型銘柄は大きく動いても週に10%程度ですが、小型銘柄は何らかのニュースで1週間に倍になるとうことも珍しくありません。そのかわり1週間で2分の1、1か月で4分の1になるなどお金を失うリスクも高くなります。

 

何かのニュースをきっかけで小型銘柄は爆発する可能性があります。たとえば、2016年はポケモンGOが大流行しましたが、任天堂などの大型銘柄ではなく、この製品を開発したソフトメーカーが上場している小型銘柄だった場合に、大きく跳ね上がるチャンスがあります。

 

このニュースが出てから銘柄を買うと、すでに爆上げしているあとなので、流行が終わると同時に株価は乱降下するリスクがあります。

 

9銘柄中、何銘柄が10倍株?

 

ZUU online編集部が、2016年の1月にテンバガーについて特集をしました。これは2016年にアクセスが多かった記事です。

 

テンバガー(10倍株)銘柄を大胆予測!2016年に注目の9銘柄

テンバガー(10倍株)銘柄を大胆予測!2016年に注目の9銘柄 | ZUU online

 

この銘柄が2016年間に10倍になったのか、1年後にはいくらになったのかを調べてみました。

 

結果は以下になります。

 

2016年のテンバガー株銘柄達成のキーワードは「マイナンバー」

・ITbook <3742>
官公庁向け主体のITコンサルを主体としてきた同社だが、最近は民間向けにも対象市場を拡大。
605円→395円(-35%)

 

・ジャパンシステム <9758>
同社は米HPの孫会社となる中堅システム会社。NTTデータの2次請け開発に加え、自治体支援ソフトを柱としている。
482円→385円(-21%)

 

ドローン関連株銘柄

・イメージワン <2667>
自社で開発を手掛けている医療画像システムを主事業としており、ドローンの航空画像には強力なノウハウの背景を持つ。
580円→357円(-39%)

 

・デジタルメディアプロフェッショナル <3652>
研究開発型である同社は、自社では生産設備を持たず、外部の協力企業に100%生産委託をしている、典型的なファブレス半導体企業だ。ドローンの航空画像に効果的な描画ノウハウを持つ。
2061円→2410円(+16%)

 

・ドーン <2303>
地理情報システム構築ソフトの「ジオベース」をリソースとしたソフト受託開発を主力とする同社は、ドローンに役立つ情報の宝庫だ。
977円→1725円(+76%)

 

・ビーマップ <4316>
JR・道路など交通関連、位置情報、画像配信サービスを展開する同社は、ドローンへの応用が考えられる無線LANシステムの構築事業を拡大中だ。
560円→570円(+1%)

 

・エヌアイシ・オートテック <5742>
生産設備用構造材の「アルファフレーム」に代表されるアルミの加工技術は、軽量が必須条件のドローンに不可欠だ。
639円→908円(+42%)

 

その他の注目株銘柄

・スペースシャワーネット <4838>
伊藤忠傘下のCS・ケーブルテレビ向け国内最大級の音楽専門番組供給事業者の同社は、フジと提携している。
444円→629円(+41%)

 

・レイ <4317>
イベント、展示会、テレビCM等の企画、映像制作や編集を行う同社は、映像機材レンタルも手掛けている。
269円→262円(-1%)

 

結果をまとめると、2倍株ですらひとつもない

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10倍株を達成したのは、0/9社
 3倍株を達成したのは、0/9社
 2倍株を達成したのは、0/9社

 

プラスで終えた銘柄は5社、マイナスで終えた銘柄は4社でした。

 

1銘柄だけ+76%とハイパフォーマンスを記録しましたが、10倍株には遠く及びません。

 

全体のパフォーマンスは+80%と意外に高かったものの、10倍株を狙ってリスクの高い投資をしている割には、2倍株ですらヒットすることができませでした。

 

2016年はトランプ相場ということもあり、17500円から19500円まで市場平均が上昇したことを考えると物足りない結果になっています。

 

下げ相場であればリスクの高い手法は、大きく資産を減らしていた可能性があります。

 

10倍株は当てられないけどハイパフォーマンスを狙う?

 

10倍株を狙っても2倍株ですら当てられなかったというのは事実としてあるのですが、全体のパフォーマンスは思いのほか好調でした。

 

しかしながら、リスクが高いやり方には変わらないため10倍株を狙ったやり方は個人投資家は避けるべきです。

 

時価総額が小さいものを銘柄の対象にするということは、流動性が低くボラティリティ(変動率)が激しく上がるときは上がりますが、下がるときは強烈に下がります。

 

リスクが高いというのは先ほど述べた通りですが、その他にもタイミングよく売買できないという問題と、手数料や利益を確定した場合に支払うお金を考慮しなければならないからです。

 

まず、小型株は長期投資には向きません。そのためどこかのタイミングで売買しなくてはいけません。短期投資で勝負するのであれば、明確な売買のルールを決めておく必要があります。

 

⇒感覚でやると100%負けてしまいます

 

期待に反し損を出した銘柄は売ることになります。20%下落したら売るのか、半値になったら売るのかルールを決めておく必要があります。

 

損を出している銘柄はいいですが、利益を出している銘柄はどこで売るのかが難しくなります。

 

10倍株を期待して購入した銘柄ですが、ずっと持ち続けることはできないためどこかで売らなくてはいけません。選定した5銘柄がプラスに転じましたが、どのタイミングで売ることができるでしょうか?

 

10倍株にならないため持ち続けるか、それとも期待通りに動かないものの2倍まで待ち続けるか、それともプラス50%で売り抜けるか、こういうことを考え続けなくてはいけません。2倍株になるまで待ち続けても、期待通りに動かず気付いたらマイナスになったということもあります。

 

2倍株になるまで待つことができればいいですが、実際には20~30%上がっただけでも利益を確定したくなって売ってしまいます。ほかに損を出している銘柄はたくさんあるので。

 

小型株は値動きが激しいため、運よく2倍になってもその翌月には、半値まで下がることも珍しくありません。

 

そもそも10倍株を目指すやり方は、10倍株を発掘できれば他のマイナス分の銘柄を打ち負かして全体のパフォーマンスをプラスにしなくてはなりません。

 

こうしたことを繰り返していると、損を出す銘柄は積み上がり、プラスだった銘柄も期待通りに上昇せず少し利益が出ただけで売ってしまうか、持っているといつのまにかマイナスになって売却、ということになります。

 

利益が出ている銘柄を売ると売却益に2割の税金が掛かりますが、損をしても税金分は救済されません。また売買数が増えると手数料もかさみます。

 

こうしたことを考えて投資戦略を組むと、をそもそも10倍株を狙いにいくこと自体が時間の無駄だったということになります。

 

同じような理由で、2倍株、3倍株を狙いに行くのもあまり意味はありません。程度の差こそあれやっていることは基本的に同じだからです。

 

10倍株はギャンブルと変わらないやり方

 

これは端からみるとギャンブルをしているのとあまり変わりません。

 

競馬であれば、万馬券を得るために数10頭の中から1頭を選びますが、10倍株の場合は3500社の中から2~3銘柄を拾うことになります。

 

10倍株を狙いに行けば、2倍株、3倍株を拾えるというのは2016年の結果からもわかるようにウソです。10倍株を引けないのはわかりますが、2倍株ですら引けていません。

 

2017年のテンバガー特集も組まれていますが、2016年の特集を見てわかるようにプロが選んだとしても当たるわけではありません。

 

競馬のプロがいくらデータを集めても必ず勝てるわけではないように、投資の世界でもプロがデータをかき集めたら勝てるというわけではありません。

 

株式投資は一度に10倍になる銘柄を探すよりも、複利や配当金を狙い、安定して5%程度の運用益を狙った方が確実に資産は増えています。

 

リスクの高いやり方をしていると、大きな調整局面を迎えた時に資産をすべて吹き飛ばしてしまいます。

 

まずは口座開設

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テンバガーを狙うと失敗します

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シャープで3倍株達成した話

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100万円のクルマか100万円の企業の株はどちらを買うべきか?消耗品と資産の違い

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100万円というまとまったお金を手にすると、なにか大きなものを買いたくなります。


海外旅行やブランド物に使いたい人も多いだろうし、地方に住む20代のサラリーマンであれば、新しいクルマに乗り換えることを検討する人が増えます。100万円というと新車の軽自動車を買うか、中古の普通自動車を買える値段です。

 

ブランドやクルマなどの消耗品を買うか、それとも企業の株といった資産を買うかでその人の将来は、お金持ちなるか貧乏になるかで大きく分かれます。

 

もしもクルマという消耗品を買うのであれば、一生貧乏人の道を歩く事になります。反対にこの100万円で投資をやってみようと思う人は、将来お金に困らない生活を送ることになります。

 

企業の株を買うと100万円が紙くずになる可能性はありますが、100万円で株主の特典である配当金を得られるかもしれないし、株価が期待以上に上昇し大きな利益を得る可能性もあります。

 

100万円というお金が手元にあるのであれば、本当にクルマやブランド品を買った方がいいのか、それとも株式投資に使った方が一度考えてみた方が良いです。

 

クルマのような消耗品と、企業の株などの資産とでは何が違うのでしょうか?

 

消耗品と資産の違い

 

クルマを購入することと、企業の株を買うことは180度違う行為です。前者は持っているだけでお金を払い続けるだけの消耗品、後者は持っているだけで利益を出し続ける可能性があるものです。

 

クルマを購入した場合、購入した時点で価値が3割下がります。株式でいうと必ず3割値下がりする銘柄を買う行為になります。

 

株は所有しているだけで、その企業から配当金を得ることができますが、クルマは所有するだけで税金や保険料などの多額の維持費を払い続けることになります。

 

株を持つことで生活の利便性は変わりませんが、クルマを持つことによって生活の利便性は上がります。ではこの利便性に対してどれだけ価値があるのか、という事に尽きます。


軽自動車を保有すると月に5万円のコスト

 

最近だとカーシェアリングというのが流行っています。月額5万円の定額を払い、毎月クルマをレンタルできるサービスです。利用シーンによってレンタルするクルマを使い分けることができます。

 

家族旅行目的であればファミリーカー、一人でドライブで使いたいのであればスポーツカーと自由に乗り換えることが魅力になっています。

 

月額レンタル5万ということは、5年間契約すると総額で300万円になります。

 

この金額が高いと思うか、それとも安いと思うかでクルマの維持費を把握しているかどうかがわります。高いと思った人はクルマの維持費を理解していません。

 

自分でクルマを所有した場合には毎月いくら負担していることになるのでしょうか。

 

本体価格100万円、税金や手数料などで諸経費30万、合計130万円の軽自動車を購入し他場合、年間の維持費は以下のようになります。

 

年間コスト
 ガソリン、 93,000円
 駐車場代、 60,000円
 自賠責保険、10,985円
 任意保険料、50,000円
 車検代、  40,000円
 消耗品代、 30,000円
 自動車税、  7,200円
 重量税、   5,700円
 合計、  296,885円

 

ガソリン代と駐車場は、クルマを使う頻度とどこに住んでいるかで大きく変わります。月の駐車場代を5千円で計算しています。

 

そうすると本体価格130万円と、年間維持費で30万円x5年で総額180万円になります。5年間使用することを前提に考えると、初期費用の130万円を5で割り26万円、つまり年間で26+30=56万円消費することになります。

 

月の負担額は5万円です。

 

クルマのシェアサービスで5年間300万円と聞くと高いと思うかもしれませんが、実は自分で所有した場合もそれほど変わりません。

 

シャアサービスの方が割高に設定されているのは、クルマ好きが毎月好きなクルマを乗り変えられることに付加価値が付いているからです。普段乗れないような高級車にも乗ることができます。

 

5年間クルマを保有して月に5万円の価値があると思うのであれば、利便性に見合った価値があるとなりますが、そうでないのであればムダなお金になります。

 

わたしはクルマを所有しないことで月に5万円利益があると考えたので、クルマがない生活を選択しました。2~3年でクルマを手放すことになれば、月のコストはこれよりも高くなります。

 

地方に3年間住んでクルマを持たない生活をしていましたが、そのおかげで400万円貯めることができました。不便なのは不便なのですが、この不便さが月に5万円も価値があると考えると、クルマを買う気にはなれません。

 

地方は物価が安い安いというけれど、都会よりも安いのは住宅費くらいです。住宅費分はクルマにお金を使っているため、都会よりも給料が安い分損をしています。

 

クルマを買わずに株を買った場合

 

クルマを5年間保有すると280万円、毎月5万円の損失になります。では仮にクルマを買わずに100万円の株を買った場合はどうなるでしょうか。

 

個別銘柄を購入した場合は、極端にいうと株券が紙切れになる可能性もあるし、買値の3倍になることもあります。わたしは4銘柄保有していますが、そのうちの1銘柄が3倍になりました。

 

100万円で購入した銘柄が3倍ということは資産が300万円になります。

 

配当金が出る銘柄に投資した場合、毎年企業から配当金を得ることもできます。たとえば3%の銘柄に投資した場合、毎年3万円、5年間保有すると保有するだけで15万円貰うことができます。

 

クルマは持っているだけでお金が掛かりますが、株は持っているだけでお金が貰えます。


この銘柄が5年後に3倍になり所有をし続けると仮定すると、年間9万円の配当金、5年後には45万円になります。

 

配当金が配当され株価が上昇すると、所有者次第にお金持ちになっていきます。

 

クルマは消耗品のため寿命が来たらまた買い替えます、買い替えるとまた100万円単位でお金が減っていきます。

 

株式投資を購入するとこういうチャンスがあります。

 

仮に株券が紙切れになったとしても、5年間で失う最大損失は100万円です。年間でマイナス20万円。つまり株で損をしたとしても、クルマを買うよりも遥かにマシだと言えます。

 

地方に住んでもクルマを購入しない若者は増えた

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投資をしている人はみな、クルマは人生で最大の消耗品だといいます。それほど税金や保険が高く、維持費も高いため購入費の割に合わないからです。

 

最近は地方に住む若者でもクルマを所有することを諦める人が増え始めました。実家暮らしでない人はお金に余裕がないからです。地方は会社の給料が低いので、実家住まいでなければ社会人1年目からクルマを持つこと自体が難しくなっているのです。

 

手取りが18万円しかないのに、住居費で5万円、クルマに5万円使うと手元にお金が残りません。この他にも携帯代、保険代、生活費、娯楽費、予定外の出費があります。

 

大学卒でも額面21万円手取りが18万円しかないですが、それ以外は手取り15万円というのもザラにいます。生活が苦しい若者は、昼は会社に行き夜は夜のお店でバイトしている女性はたくさんいます。

 

消耗品よりも資産を買うべき

 

クルマなどの消耗品を買うと余計貧乏人を貧乏にさせてしまいます。

 

100万円貯めることに成功したのなら、企業の株など資産を買った方が将来は豊かな生活を送ることができます。

 

100万で株を購入してもその銘柄が3倍になることは滅多にないのですが、それでも資産は着々と増えていきます。また、100万円貯まったら違う銘柄、また貯まったら違う銘柄と複数の銘柄を買うことでリスク分散できます。

 

リスク分散をすると、資産を減らしにくいというメリットがあります。

 

資産を買わずにクルマを購入してしまうと、毎月維持費を支払うことになるため、いつまでたっても株を買うための余剰資金を作ることができません。

 

余剰資金が作れないため、いつまで経ってもお金が増えてないということになります。

 

100万円貯めるために必要なこと

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100万円の具体的な投資法

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100万円貯められる人と貯められない人の違いは?

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まずは投資資金100万円貯めるために必要なこと

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株式投資を始めるためには、まずは投資をするためのタネ銭が必要になります。

 

投資を始めようと思ったら10万円でも可能ですが、実際には100万円程度の資産ができてから始める人が多いです。

 

わたしも投資を意識し始めたのは、銀行貯金100万円を超えたあたりからです。

 

まず投資の原資である100万円をどうやったら貯めることができるかについて検討していきます。

 

この100万円を作れるか作れないかで資産形成は大きく変わってきます。100万円という目標を持って短期間で達成できる人は、次の200万円も500万円も貯めることができるし、長期的に1000万円の資産を築くことも可能です。

 

逆に100万円で挫折する人は、お金を使うことで快楽を得ているため、今後も100万円貯めることはできない可能性が高いです。

 

奨学金を借りて大学まで進学した人よりも、高卒でお金がない人の方がお金を貯めるチャンスはあります。奨学金を借りて3~800万円の借金がある人は、返済するまでに5~10年を要してしまうからです。

 

100万円貯めることの難易度

 

100万円貯めることですら簡単ではないと思っている人は少なくありません。

 

日本の平均年収は年々下がり、正規社員に慣れず契約社員で働く人が増加、年収が300万円を満たない層が4割を超えるなど悪いニュースばかり目立ちます。

 

しかし、そうはいっても世界的に見れば日本はまだまだ裕福な国です。月収18万円、年収216万円も稼いでいれば、世界で上位4%の富裕層に属します。

 

団塊世代と比較して若者は貧乏だと言います。たしかにその通りですが、それでも若者はほぼ全員がスマホ携帯を2年で買い替えます。実家を出た若者は賃貸を契約しプライベート空間を一人で専用しています。図書館や公園などの公共施設を無料で使用することができます。地方にいくと社会に出たばかりのお金がない若者でも皆クルマを保有しています。

 

たとえ年収が350万円程度しかなかったとしても、100万円程度であればだれでも自力で貯めることが可能です。

 

そのためには、日本で相対的に高いと言われているサービスを利用しないことです。日本で相対的に高いサービスは以下の3つです。

 

・家賃
・交通費
・外食費用

 

収入に見合わない家賃

 

都会に住んでお金が貯まらない人の特徴は、まず収入に見合わない家賃にすんでいるケースが多いです。東京の家賃は、アジアの都市圏や日本の地方と比較しても、頭ひとつ分とび抜けて高いです。

 

地方で駅から離れた場所にいくと、2万円台で借りられる物件があります。駅から遠くてもスーパーやコンビニは近くにあります。

 

最近はアジアでも日本と変わらないと言われるほど物価は高くなりましたが、そてでも、バンコクで都市部から少し離れれば2万円程度で住むことができます。

 

東京では、郊外に住んだとしても1Kで6万円は超えるし、都内に住もうと思うと8万円は見なくてはなりません。さらに水道光熱費、ネット代を加算すると10万円近いお金を住居関連だけで計上することになります。

 

人口減少が始まり空家が増えているにも関わらず、不動産価格が下がりません。東京近郊では、まだしばらく賃貸価格の下落は起きそうにないです。

 

実家を離れ東京に住むのであれば、プライベートな空間に住むことは諦めてシェアハウスに住むことで家賃を大幅に減らすことができます。シャアハウスでも個室を確保したのであれば1~2万円程度、個室を諦めて共用部屋に住むのであれば2~4万円程度抑えることができます。

 

少なくとも東京では、収入の少ない若者が完全に個室を占有するのは贅沢品になりつつあります。

 

交通費が高い

 

日本に住んで家賃以外にサービスが割高だと感じるのは交通費です。交通費が高いと行動範囲が狭まってしまいますが、割高である以上は不必要な外出は避ける方がいいかもしれません。

 

わざわざ隣町にいって遠出しなくても、自宅周辺で用事を済ませられるのであれば、交通機関は使わない方がいいです。

 

日本では最低賃金が保障されているため、交通費がなかなか下がらない傾向にあります。たとえば海外にいくと、タクシーは日本にいたら考えられないくらい運賃が下がります。


1時間タクシーに乗って移動しても1000円も掛からないことろはザラにあります。日本では、30分も乗ると料金は4000円を超えてきます。

 

これは途上国ではタクシーの運転手になるような人は、文字の読み書きができないような人がなるからです。日本では読み書きができない人はまずいないし、タクシーの運転手であっても最低限の収入が得られるように労働法で定められているからです。

 

タクシー以外でも、公共機関のバスや電車も同様です。

 

途上国で電車に乗ると高くても100円です。日本だと30分も乗れば500円を超えてしまいます。日本の電車は世界一遅延が少ないで有名ですが、そのために常に監視する職員やシステムがいて、遅延してもすぐに復旧するようになっています。つまり時間通りに、電車を動かすために必要以上にコストが掛かっているということです。


特にJRの新幹線は割高料金を払っています。東京大阪間は新幹線で1万4千円掛かりますが、以前、東京と大阪間の飛行機を6千円で取ることができました。飛行機の方が価格競争が激しいため、電車と飛行機では電車の方が割高になっています。

 

公共機関は安いと思っていますが、海外のサービスと比較すると割高な印象があります。お金を節約するためには、極力使わない方がいいです。

 

知り合いでランチを食べにいくためだけに、電車の乗り次いで出かける人がいますが、往復の電車賃を足すと一食分のランチになります。電車に乗って出かけるよりも、自宅近くで美味しいお店を探した方がいいです。

 

高い外食費用

 

物価の高い東京に住んで思うことですが、外食料金ほど割高で、サービスの値幅が激しいものはありません。同じ土地代、同じ人件費でも、お店によって価格帯は大きく変わります。

 

お金がないと言いつつも割高な料金を払っている人は意外に多いです。

 

たとえばサイゼエリアはワインを飲んでも1杯100円と格安ですが、デートで使用すると異性からは嫌な顔をされてしまいます。最初のデートはファミレスは使ってほしくないようですが、お互いのことを考えるとその方が何倍も得をします。

 

高級なイタリアンで食事をするよりも、サイゼリアを利用した方が5分の1程度で抑えることができます。5回一緒に食事に行くことができます。

 

収入が多い人たちが値段のはるお店に行くのはいいと思うのですが、そうではない人たちがお酒が1杯10倍もするお店で食事をするのは少し違和感を覚えます。

 

基本は家で自炊をする、外食する場合も安いお店にすれば、手元にお金は貯まるようになります。

 

投資資金100万円貯めたら300万円もすぐに貯まる

 

物価の高い東京に住んでいても、家賃、交通費、外食費、この3つを気を付けることで、100万円くらいであればすぐに貯めることができます。

 

お金がないと口癖のように語る人が多いですが、その割には意外とムダなところでお金を消費しています。

 

投資で100万円運用するようになると、投資の仕組みをもっと理解したくなります。またもっとお金を貯めてもっと投資のために運用したくなります。

 

最初は100万円でも、次第に200万円、300万円と投資額は増えていきます。投資額が増えることでインカムを得るようになり、またお金が増えやすい環境を作ることができます。

銀行貯金に100万円あった場合の具体的な株式の投資方法を考えてみる

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株式投資をいざやってみようと考えるようになるのは、銀行貯金に100万円以上のお金が貯まってからではないでしょうか。

 

わたしも株式投資を検討し始めたのは、100万円貯まってからです。独身サラリーマンが銀行貯金だけで100万円持つようになると、プチリッチになったような高揚感があります。

 

クルマや住宅を買う予定がないのであれば、当分使い道はないため、このまとまったお金を運用してみたいという気持ちが徐々に強くなります。

 

20代前半のうちは仕事を覚えることだけで時間を使ってしまいますが、20代後半になり100万円貯まる頃には、仕事以外のことでも興味が出てきます。たとえば投資や経済など、今まで苦手意識を持っていた分野でも勉強したいという気持ちが強くなります。

 

そこで今回は、株式投資の初心者が100万円元手にどんな投資を行うのが最適か考えてみました。もちろん最終的にどういう投資の仕方を好むかは、人それぞれの事情や性格が大きく反映されます。

 

いくらまで株式を買うのか妥当か?

 

手元に100万円あるのなら、まずは80万円程度で運用を開始します。独身サラリーマンであれば、急遽お金が必要になることはほとんどありません。 

 

20代半ばで100万円あるということは、地方暮らしであればクルマがない生活、都会であれば家賃を節約してきたはずです。今後も新しいクルマを買ったり、家賃に無駄なお金を使うことはありません。

 

手元に20万円しかなくても、翌月にはまた20万円が会社から振り込まれています。

 

株式投資をやる前から投資はは怖いものだと思い込み、お金が紙くずになると考える人もいますが、普通のやり方をしていたらお金は大きくは動きません。

 

月に大きく動いても10%程度です。80万円投資をしていたら8万円動けばいいほうです。

 

損をしたくないないからという理由で、投資や経済について十分に勉強してから始めようとする人がいますが、座学よりも経験の方が何倍も重要なので実際にやってみた方が多くのことを学べます。

 

状況は日々刻々とかわり、その中で自分がどう考えるかということが重要になります。

 

勉強は投資をしながらでもいくらでも学ぶことができます。

 

株は何銘柄買うのが妥当か?

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投資の世界では、「卵はひとつのカゴに盛るな」という言葉があるように、リスクヘッジは重要な投資法として語られます。

 

資金が多いうちは当てはまりますが、手元の資産が少ないうちはあまり気にする必要はありません。むしろ少ない資産で過度に分散していると、減るリスクもありますが、増えることもなくなります。

 

ブログなどで100万円しか投資額がない投資家が、10銘柄保有しているというケースもよく見かけます。

 

1銘柄10万投資したとして、そのうちの1銘柄が2倍になったとしても20万円にしかなりません。保有銘柄が2倍になるかどうかは、人生に1度あるかないかというくらい幸運なことです。

 

分散投資をすることによって、1銘柄が倒産しても10万円しか損をしないというのはありますが、慎重になりすぎて負の面が目立ちます。日本の上場企業は3500社程度ありますが、そのうち1年間で上場廃止になるのは5社程度です。

 

初めて自転車を乗るときに補助輪をつけていた方が安全ですが、その分いつまでたっても上達できないというデメリットがあります。早く補助輪を外した人の方がより早く上達します。

 

要はリスクも小さすぎるけど投資の効果も小さすぎるということです。

 

資産が増えてくれば、資産を防衛するために分散投資は必要ですが、投資額が100万円しかないのであれば、その効果は大きくはありません。

 

半年30万円の賞与を2回、毎月3万円貯めると1年後には100万円を作ることができます。100万円というのは大きな金額ですが、長い目でみたらそこまで大きなお金というわけでもありません。

  

低位株にするか、大型株かにするか?

 

投資を始める初心者の方は低位株(小型株)を選択する方が非常に多いです。

 

投資を始める前は慎重ですが、インターネットで銘柄を物色するようになると自然と欲がでてきます。2倍株や3倍株、もしくは10倍株を狙う方法で紹介されるのは、間違いなく低位株です。なぜかというと、低位株が好まれる理由は値動きが大きいからです。

 

誰もが知っている優良企業の大型株と、比較的規模の小さい低位株には大きな違いがあります。

 

優良企業は儲かる仕組みを作ることに成功したからこそ社員を数千人程度まで拡大することに成功しています。儲かる仕組みがあるからこそ海外でも競争力を持って戦うことができています。

 

対して低位株の場合は、儲かる仕組みが確立されていないためいつも不安定な値動きをします。常に競合他社と戦い、ニッチな分野を見つけては生き残ろうと必死です。

 

日本の中小企業を見ればわかりますが、一部の超優秀なスタッフが経営を握っています。かれらが賢いから企業は生き残っていけますが、

 

また低位株は規模が小さいこともあり、プロの機関投資家に標的にされます。彼らは投資の初心者が低位株に群がってくるのを知っているため、罠を仕掛けています。これは仕手株と呼ばれます。

 

仕手株とは、多額の資金を集団がある銘柄に対して大量の買いや売りを入れて株の取引が活発に行われているかのように演じて、一般投資家を誘い込み株価の急騰・急落が起きやすくなる株のことを言います。

 

こういう事情もあるため、値動きが少ない大型株に投資をすることを勧めます。

 

投資とは自分に合う最適解を探す旅である

100万円あるのであれば80万円程度の投資が望ましいと思っていますが、いくら投資できるかは最終的には人それぞれになります。

 

80万円をリスクの高い銘柄に投資をすることでストレスを感じるのであれば、投資額を減らした方がいいです。ストレスを感じるというのは、たとえば仕事をしていても株価が気になってしょうがないとか、損をするのを恐れて夜もゆっくりと眠れなくなる状況です。

 

ストレスを感じるのは二つの理由があります。ひとつは投資を余剰資金から捻出していない、もうひとつは自分がよく理解していないものに投資をしている。

 

この場合は持っているだけで心理的にも消耗してしまうため、ポジションを減らすか、一度売り払ってしまった方が良いです。

 

投資のポジションと自分の気持ちに向き合うことで、自分のスタイルが確立されるようになります。これはいくら投資や経済の勉強をしても、見えてこない部分です。

 

大学や高校受験のように、株式投資が毎日動かない無機質のものであれば、勉強することに意味はありますが、株式の世界は刻一刻と形を変えます。その中で自分にあった最適解を探すのが株式投資です。

 

リスクを全くとりたくないのであれば、そういうやり方も現実にあります。リスクを取りたくないと思えば、本屋に行きそういう書籍を探してみると答えは見つかります。

 

まずは口座開設から

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100万円積み立て投資をすると、35年間で1億円を超えます

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株で2倍、3倍を狙いにいくと失敗します

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