貧乏はお金の重要性を「否定」し、金持ちはお金の重要性を「強調」する

スティーブ・シーホルド

「金持ちになる男、貧乏になる男」

 

 

 貧乏人とお金持ちをわけるのは「考え方」の違いです。お金持ちになるためには、まず金持ちの考え方を身につける必要があります。

 

お金を人生の最優先課題と考えて、金持ちになることを目指す必要があります。

 

お金があれば必ず幸せになれるわけではないですが、お金がなければ一生辛い思いをします。

 

貧乏人ほどお金に興味がないと言う

 

貧乏になる人はお金がそれほど重要ではないと言います。中には「お金には興味がない」ということによって、お金に毒されていないとアピールするように語りだす人までいます。

 

彼らはお金の重要性を否定することによって、自分の性格が他の人より優れているとアピールしたいからです。

 

そして、お金の話をする人を卑しい目で批判してきます。

 

お金に興味がないという人は、お金を稼ぐ能力がないことを認める事と一緒です。

 

お金に興味がないという人は、お金で幸せを買うことはできないと言います。たしかにそれはそうですが、お金がなくて得をすることはひとつもありません。

 

お金に興味がないという人は、毎日肉を食べて生活しているのに、牧場で牛や豚を殺す事を否定するのと同じ行為です。

 

お金に関心がない人と距離をとる

 

お金を持つということは、人生に選択肢と機会を与えます。週5日労働から解放されて、自分の好きなことだけをして生きることができます。

 

お金があれば好きなときに好きな場所に行けます。

 

わたしはお金が大好きです。週末にお酒を飲みにいくとお金の話ばかりします。

 

今週のアメリカや日本の株式市場の動き、所有する投資銘柄の動きや今後の見通し、世の中の新しいビジネスの動向など、話し始めたらとまらなくなってしまいます。

 

経済的自由を獲得するために何をやらないといけないのか、どんなスキルを磨く必要があるのか。

 

経済的自由を獲得したら何をして生活するのか等、話のネタは尽きません。

 

会社の同僚とは、会社の話ばかりが中心になって、なかなかこういう話にならないため、極力付き合わないようにしています。

 

最近は忘年会や新年会など会社の飲み会があっても一次会で帰るようにしています。

 

二次会になると周りも酔ってきてどうでもいい話ばかりで、三次会になると会社のグチばかりになります。

 

会社の飲み会ほど非生産的な場所はありません。

 

お金を稼いで経済的自由を獲得するためには、お金のことを真剣に考える人たちと付き合い、お金に関心がない人たちとは距離をとる方がお互いのためです。

 

どうにかして、お金を増やしたいと考えている人と話すと、勉強になることがたくさんあります。都内に移動したら、投資のセミナーにも参加してみるつもりです。

 

結局お金からは誰も逃れられない

 

日本はなぜかお金についてダイレクトに話すことを良しとされていません。

 

学校でも投資について学ばないし、年金や税金の制度についても詳しく学ぶ機会を持ちません。社会人になると会社が税金を代行してくれるため、自ら知ろうとしなければ知る機会は一生ありません。

 

義務教育でお金についての授業があった方がいいと思っています。

 

お金を増やすことを人生の最優先課題にあげて、お金持ちになることを目指すべきです。

 

世の中お金じゃないというのは勝手ですが、お金という呪縛からは誰も逃れることはできません。

 

お金に興味がない、お金の話をすると険悪な雰囲気になる人たちは、みなお金に困るタイプの人間ばかりです。

 

お金の話を避けたがる人に限って不思議と、お金に関する基礎知識がないので、詐欺とかマルチ商法に騙されたりしています。