2017年の投資戦略は、人工知能(AI)を開発するアメリカ株式市場に新規参入する

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今まで日本株に絞って投資をしていましたが、2017年からは、人工知能を開発するアメリカ市場のIBMに新規参入しようと考えています。

 

おそらく21世紀は、ほとんどの仕事が人口知能に置き換わることが予想できます。

 

マクドナルドの飲食店やコンビニ店員の大半はいらなくなります、タクシーやトラックの運転手もいらなくなります、コールセンターのオペレータの仕事もなくなります。まずは付加価値が低く、市場規模が大きいものから置き換わるのではないでしょうか。

 

私たちのような一般人が人工知能の恩恵に授かる方法は2つしかありません。ひとつは人工知能を使い管理する労働者の職業につくか、もうひとつは投資家として人工知能を開発する企業に投資をすることです。

 

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人工知能によって47%の仕事がなくなる

 

21世紀は多くの労働者階級の人たちが、人工知能(AI)によって職を無くします。

 

オックスフォード大学のある教授は、「10~20年後、約47%の仕事がなくなる」と予言しています。

 

人工知能を開発するGoogleの元CEOラリー・ペイジ氏は、「人工知能の急激な発達により、現在日常で行われている仕事のほどんどをロボットが行うというもので、近い将来、10人中9人は今とは違う仕事をしているだろう」と語っています。

 

まあでも長い歴史をみれば、人工知能の開発はそれほど大きな変化なのかな?とも思います。いつの時代も世の中は激しく変化しています、変化していないと思うであれば、それはあなたが変化に気づいていないだけです。

 

1950年に一次産業(農業や水産業)の仕事の割合は、全体の40%もありましたが、現在では5%以下です。

 

代わりに三次産業(サービス)の割合が倍増し、70%を占めるに至っています。

 

多くの一次産業で働いていた人たちが、小売り・卸売り・金融・保険・不動産・ITなどの三次産業へシフトしたことになります。

 

そう考えると、人工知能の開発によって三次産業の仕事が、別の四次産業(クリエイティブ)な層へシフトするだけで、それほど大きな変化ではないような気もしています。

 

いつの時代でも、変化について行ける柔軟な人たちが富を獲得し、変化について行けない保守的な人たちが損をする事に変わりはありません。

 

人工知能は私たちの想像以上に早いペースで成長する

 

アメリカのグーグルやIBM、フェイスブックなどで、世界中の賢い人たちが集まって人工知能を開発しています。

 

人工知能に自分たちの仕事が、いつ奪われるかわからないと怯えて暮らすよりも、これらを開発する企業に投資した方が、最も簡単に恩恵を受けられます。

 

人工知能は私たちが予想するよりも、はるかに速いスピードで進化しています。

 

2016年に人工知能がはじめて囲碁のプロに勝ちました。

 

人工知能が人間に勝つのは、珍しいことだと思う人もいるかもしれませんが、囲碁はチェスや将棋などの他のゲームと違います。

 

チェスや将棋は、9x9=81マスしかありませんが、囲碁は選択する局面が無限にあるため、コンピュータに不利なゲームです。

 

1手目に361カ所、2手目に360カ所と、数が多すぎてコンピュータの処理が追いつきません。

 

こうした理由から、囲碁だけはあと10年は人間に勝てないと言われていましたが、それが新しい技術開発により、あっけなく人間に勝利してしまいました。

 

ディープラーニングと呼ばれる新しい手法です。

 

ディープラーニングとは、コンピュータがその時々の状況によって判断を下す戦法のことです。相手の戦法を予測し、過去の局面を分析を行います。

 

これは人間の直感に近い手法です。顔認識など様々な分野でも応用されています。

 

囲碁が人間に勝てるのは、コンピュータの処理速度の成長から10年と予測していただけに過ぎません。しかし、ひとつの手法が開発されると、簡単にその予測を覆してしまいます。

 

これは当事者であっても予測することは困難です。

 

人工知能の自動運転技術もそうですが、技術の進化は人間の予想よりも、はるかに速いスピードで進化しています。

 

人工知能を開発するIBMに投資する理由は

 

アメリカに人工知能を開発する企業はたくさんあります。わたしは、人工知能「ワトソン」を開発するIBMに、投資することに決めました。

 

実はIBMは、ウォーレン・バフェット氏が2011年から投資している主力の銘柄です。

 

バフェット銘柄ですが、過去3年の売り上げや利益率はマイナスのため、株価はそれほど高くはありません。当面は売上げと利益の減少が続くと思います。

 

PERは12倍と低めです。配当も5.6ドル(3.6%)もあります。

 

バフェットの主力銘柄だから買うというと、自分で考えて投資しなくていいのかと言われてしまいそうですが、いいんです。

 

自分の投資センスが高いとは思っていません。日本株でも、投入金額が一番少ない銘柄が、一番利益を出しているほどです。

 

ましてや、アメリカに住んだことも行ったこともないのに、チャートや日本語に翻訳された外国のニュースの一部だけを見て、どの銘柄がいいかなんて到底わかりません。

 

世界一の投資家の主力銘柄で大損したなら、それはそれで諦めがつきます。というか自分が銘柄選択するよりも何倍も信頼できます。

 

問題は買いのタイミングは、次の大きな調整が来た時に買いたいと思っています。そう言い続けてから1年以上経ってしまいましたが。。

 

日本株よりも米国株へ

 

長期的な視点でみると、日本株よりも米国株を選択するべきです。

 

米国株は先進国で唯一100年以上右肩上がりで成長を続ける国です。移民で人口が増え続け、アメリカのハイテク産業をみてみると次の100年も同じように成長を続ける可能性が非常に高いです。

 

対して日本はどうでしょうか?

 

人口の自然増加が減少を始め、高齢者の割合が全体の30%を占めるようになりました。今後も高齢者は増加を続けます。日本政府は高齢者の定義を75歳にすると、冗談かと思うような発言を始めています。

 

経済成長が進まない中、今後も社会保障費が膨らみ続けていきます。そう考えると長期的な視点で日本株に投資するのはあまり賢い選択とは言えなさそうです。

 

あえて日本株で勝負するのであれば、中期的視点で業績回復株などの企業です。ただしその場合には投資金額を限定した方がよさそうです。

 

米国株はタイミングが難しい

 

米国の個別株に参入したいですが、やはり問題になるのが米国の株高です。ほぼ毎日のように過去最高を更新しています。2017年1月にはいよいよ2万ドルを達成してしまいました。

 

ここまでくるとやはりもう少し様子見になってしまいます。買い方も慎重になります。現金一発投入というはわけにもいきません。

 

こういうときは長期間にわたって少しずつ買いに入るのがベストです。短期間で買いに入ると高値掴みの危険性が高まります。

 

理想としはキャッシュを200万円くらいまで貯めて、月に20万円程度と上限を決めて買いにはいることでしょうか。その間に暴落が起きなければ、運が悪かったと諦めるしかありません。。

 

最近になってようやく米国株の魅力を知りました

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マネックス証券は米国株の売買も可能です。

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