銀行貯金にお金を置いても、一生お金持ちになれない理由!株式投資が一番儲かるのはすでに歴史が証明している

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銀行にお金を置いている人は、どれだけ一生懸命になって働いても、どれだけ苦しい思いをしてお金を稼いでも、夜遅くまで会社にいても、お金持ちになれることはありません。

 

それはわたしたちが生きている世の中は、資本主義社会という仕組みを採用しているからです。資本家と労働者はまったくべつの生き物です。

 

労働者として働いて必死に稼いだお金を、せっせと銀行貯金に預けてもお金は増えていきません。むしろその価値は減っていきます。

 

お金持ちになりたいなら企業の株を買うのが一番の近道です。企業の株があなたをお金持ちにしてくれることは、すでに歴史が証明しています。

 

あなたは自らのやり方でお金持ちになろうとする必要はありません、すでに世の中で証明されている方法でお金持ちになればいいのです。

 

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ジェレミー・シーゲル博士の研究結果 

 

ジェレミー・シーゲル博士という方をご存知ですか?

 

彼は200年にもわたる金融商品のデータを集めて、どの金融商品が最もリターンが高かったか研究しました。対象の金融商品は以下です。1801年、金融商品に1ドル投資した場合、200年後の2000年にはいくらになるでしょうか?

 

①米国株
②長期国債
③短期国債
④金(ゴールド)
⑤米ドル

 

国債とは、政府が発行する債券のことをいいます。債券とは借金です。政府は国債購入者からお金を借りて、利子を付けて購入者に返していきます。日本政府が発行する債券を日本国債、アメリカ政府が発行する債券を米国債といいます。

 

200年後の結果は一目瞭然です。

 

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①米国株、75万5163ドル
②長期国債、1083ドル
③短期国債、301ドル
④金(ゴールド)、1ドル95セント
⑤米ドル、6セント

 

なんと、米国株に投資した場合1ドルが75万ドル(7500万円)にもなります。2位の長期国債は米国株の70分の1ですらありません。ゴールドは1ドル95セント、通貨は6セントと逆に減っています。

  

これはあくまでアメリカのデータですが、日本で研究しても順位は変わりません。米国株の方が日本株よりもハイパフォーマンスなのは間違いありませんが。

 

この研究結果は、わたしたちに難しく考える必要は一切なく資産形成は株式投資でやりましょう!ということを教えてくれています。

 

なぜ通貨はだめなのか?

 

これは長い歴史が証明しています。

 

資本主義経済のもとでは、経済は成長しインフレする(通貨の価値が下がる)ことを前提にしています。

 

今の安倍政権をみてもそれは明らかでしょう。GDPを無理にでも押し上げる(経済成長する)ために、通貨を大量に発行するようになりました。過去に同じようなことはどの政権でもしています。

 

時代の変わり目にはいつもインフレが発生し、新しい政権が生まれます。

 

日本は長い間デフレに苦しんできた国です。この状況では、通貨の価値は上がるため銀行貯金にお金を預けておくのは、必ずしも悪いことではありません。
→リターンは低いですが

 

しかし、デフレというのは長い歴史で非常に稀な時期です。銀行にお金を預けて一生お金持ちにはなれません。

 

なぜ仮想通貨がだめなのか?

 

最近、ビットコインなどの仮想通貨が人気になっています。

 

わたしはそれほど好意的にはみていません。

 

たしかに近年、主要国の中央銀行が紙幣を乱発しているのをみると、不安になる気持ちはわかります。通貨とは信用で成り立っているからです。

 

だからといって、日本円が危ないから仮想通貨を持とう、仮想通貨が値上がりするから買おうというのはちょっと違います。

 

通貨とは、流通手段・支払い手段として機能している貨幣のことを指します。通貨は時代とともに、その時の需要に合わせて姿、形を変えてきました。あるときは食べ物、貝殻、あるときは金や銀、そして現代は紙です。紙は持ち運びが楽だからですが、その次は、いよいよ姿・形のない電子だけの世界です。

 

つまり通貨とは支払いする手段でしかありません、これを資産形成の目的にするのであれば間違っています。

 

仮想通貨は紙幣に変わる新しい通貨なので、200年後には米国株や長期国債よりも高いパフォーマンスを上げる可能性は否定できません。

 

しかし、株式投資で75万5163ドルのリターンがあるとわかっているのに、どうなるかわからない仮想通貨で運用したいと思うでしょうか?

 

なぜ金(ゴールド)はだめなのか

 

小金持ちに人気な金(ゴールド)はなぜダメなのでしょうか?

 

金融危機が起きるたびに金は大きく上昇します。国家暴落にかけている人は金が大好きです。

 

リーマンショックのような100年に1度と言われる金融危機のときに本屋にいくと、ズラッと本棚に金投資が並びます。持ち株が大きく下がって、不安になっている投資家にこれからは金の時代です!と語りかけています。

 

わたしの考えは、わざわざ本を手にとって勉強するまでもなく、ジェレミー・シーゲル博士がいうように、株式が一番儲かると教えてくれるので、金は投資の対象ではありません。

 

資産形成するなら株式投資

 

もしも、銀行貯金に置いているお金を、仮想通貨に換金したい、ドルでリスク分散したいと考えているなら、難しく考えることなく株式投資をすることをお勧めします。

 

日本円ばかり持つのがリスクだと思うなら米国株、まずは投資の勉強をしたいなら身近にある日本株がいいのではないかと思います。