以前からよく聞いていた言葉ですが、この歳になってようやく理解することができました。
アルベルト・シュバイツァー
「成功は幸せの鍵ではない。幸せが成功の鍵だ。
もし自分のしていることが大好きなら、あなたは成功する。」
わたしは人生で成功するためには、何かを犠牲にしなければならないとずっと思い込んでいました。
我慢してやり続けた先に成功が待っている。成功できないのは、我慢してやり続けるだけの忍耐力がないからだ。
なにかやりたいことがあっても、今はまだお金に余裕がないから、成功できるまで我慢しよう。20代のころは、ずっとやりたい事を先延ばしして日々を過ごしていました。
しかし、この考えは100%間違っていたことに気付きます。
もしも、あなたもこのように考えているとしたら、思考を180度変えた方がいいのかもしれません。
成功している人は、どうやって成功しているのか?
いまの生活が幸せだと感じていないのなら、成功することは難しいのかもしれません。
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我慢しても得られるものは何もない
わたしは昔から物事をキマジメに考える悪いクセがあります。
根底にあるのは一生懸命勉強して苦労すれば、苦労した分が自分に返ってくる。子供の頃から学校でも家でも、そういう教育を受けてきました。
恐らく私以外にも同じように思って、やりたくもない事にただひたすら時間を使っている人は多いのではないでしょうか。
大学を卒業して一社目の会社に入社したときは、週末の時間を犠牲にして図書館やカフェで資格の勉強をしていました。
専門職なのに、勉強をしないで遊んでばかりいる同期や先輩を、見下していた気持ちもあります。
英語を勉強するようになってからは、見たい邦画の映画があっても、英語を習得するためには洋画にしよう。
世界一周の旅に出たいけど、仕事で成功して大金を稼いでからにしよう。
彼女がいたときも時間に縛られたくないため、彼女に依存しないように距離を取ろう。
根底にあるのは、我慢すれば成功できるという間違った考えです。
時間を投入すれば成功できるという間違った考え
最近でもこの考えで失敗しています。
ブログを始めた当初、早くお金を稼いで成功するために大量に時間を投入するようになりました。
ブログを始める前は、週末はスポーツジムに行って体を動かしたり、大好きな読書に時間を使っていましたが、気付いたらその時間をすべてブログに使うようになっていました。
ブログに時間を使った結果、それが形になればいいのですが、現実はそう甘くはありません。
はじめは楽しくて開始したブログですが、アクセス数ばかり気にしたり、収益ばかり気にしたり、検索に引っかかりそうな記事を書き始めたり、いつしか苦痛になりました。
大半のブロガーが消えてしまうのは、こういう理由だと思います。
ある程度稼げるようになったら、また読書をしよう、またスポーツジムに行こうと考えていましたが、半年間続けてもまったく稼げるようになっていません。
理由は単純で、ブログを書くことがストレスになってしまい、自分が好きな事に熱中できていないからです。
半年間書き続けたブログを読み返してみると、カテゴリーが多すぎてごちゃごちゃしているし、なにを言いたいのかわからないし、誰のために書いているかもわかりません。
おそらくこのやり方を続けても一生稼げないなと考えるようになりました。
今では180度思考を変えて、自分がやりたいことは何なのかを考え、それだけを追求するようにしています。
自分が本当にやりたいことは何なのか
わたしがやりたい事とは、株式投資の道を極めることです。
実はブログはやりたいことを追求する事と、非常に相性がいいのです。勉強した内容や知識を文章で表現すると、頭の中がキレイに整理されて残ります。また、自分と同じように考えて行動している人と知り合えることができます。
ブログによって得られる収入はあくまでその結果であって、ブログ収入を目的にしてはいけないということに気付きました。
好きでもないことをやり続けていると、どこかで息切れしてしまいます。ブログはやり続ける人は半年後には半分も残らないと聞きますが、ようやくその意味もわかりました。
好きでもない事をやり続けることはストレスでしかない
30歳もすぎて、好きでもないことをひたすらやり続けていると、ストレスが溜まり顔に疲れが出てきます。
→最近になって気付きます。
週末はジムにいって体を動かしたら、好きな本を読んでいると、日々の生活が楽しくなります。生活が楽しくなると、自然と自分が好きな事にも夢中になれます。
少し前は、サラリーマン生活に嫌気がさしてストレスばかりでしたが、最近は毎日が楽しいと思えるようになりました。
楽しんで物事に取り組むと、それは苦ではなくなります。そうすると自然に夢中になるため、成功する確率が上がるのです。
こういう状態になると、成功者は息をするようにお金を稼ぐようになります。
我慢してストレスになることをやり続けると、どこかのタイミングで諦めてしまいます。必死にTOEICの勉強をしても、長続きしないのはやっている本人は英語が、本当は好きではないからです。
楽しんで英語を勉強している人には、一生勝つことができません。
自分が強みを発揮できる分野で勝負をする、これが一番重要なことだったのです。
このことに気付くことができたので、ようやく成功のスタートラインに立てたような気がします。
「成功は幸せの鍵ではない。幸せが成功の鍵だ。
もし自分のしていることが大好きなら、あなたは成功する。」