漠然とお金に不安を抱える20代の方は非常に多いと思います。
そういう方たちに読んでもらいたいと思いブログを書くようになりました。わたしは投資と出会うようになってから、人生が楽しくなりました。
よくお金がなくても困らない、お金はそれほど重要ではないという方はいますが、わたしはそうは思いません。なぜなら、徐々にお金が増えてくるにつれて、人生の幅が広がり好きな事に挑戦できる余裕が生まれるからです。以前よりも心も穏やかになってきました。
お金がないと人生は不幸になります。
なぜなら、生活していくために働くようになり、やりたいことが制限され我慢ばかりの人生になってしまうからです。
もしも、あなたがお金がないせいで満足のいく人生を送ることができていないのなら、是非このブログを読んでお金についての知識を身に付けてほしいと思います。
- お金が稼げない自分にコンプレックス
- お金がないと性格が悪くなる
- 年収が少ないことがコンプレックスになる
- 人間はストレスを持っているとお酒に逃げる
- お金が欲しくて欲しくて
- 20代のときの間違った戦略
- このブログで書くことは
お金が稼げない自分にコンプレックス
わたしは20代の頃は、お金がない自分にコンプレックスばかり持っていました。いつも年収が少ない、貯金ができない自分に嫌気がさしていました。
それでもやりたい仕事が満足にできてたら、ストレスはそれほど感じなかったかもしれませんが、わたしが社会人になった年が2008年のリーマンショックのときです。
仕事もないお金もないのダブルパンチで苦しい時期を過ごしました。
東京で働き始めた最初の年は、年収が300万円未満だったと思います。東京で年収が300万円というのは少なすぎます。
1社目の会社にお金の面で文句ばかり言い、こんな給料が低い会社は他にないんじゃないか。そう思って1社目を退社し、2社目の会社に勤め始めましたが、実はそっちの方が生活は余計苦しくなります。
1社目の会社は、社宅として3LDKの部屋を会社が借りて、それを社員でシェアしていたため、家賃は低く抑えることができました。家賃は会社と折半で半分だし、光熱費、通信費、生活費など掛かりません。
税金など払った後でも手取りで18万円もありました。今考えると、このころが一番お金に余裕がありました。
2社目の会社は、年収が増えたものの自分で部屋を借りないといけないため、手元に月に残るお金が減ります。東京だと、どれだけ安いところを探しても、高熱費や通信費など入れると7~8万円程度かかります。
家賃7万のところを借りて、通勤で1時間も消耗するのはストレスでしかありません。
お金がないと性格が悪くなる
お金がないとわたしの場合、本当に性格が卑屈になっていきます。
お金が少ないと友達に会うことでさえ億劫になり、人付き合いも徐々に減っていきます。
同じ職場の人とは貰う給料はだいたい同じ、生活水準も似たようなものなので、付き合っていてもストレスになることはありません、しかし、大学時代の友人に会うと、勤めた就職先の違いで生活水準は天と地ほど差があります。
わたしは国立大学を卒業しましたが、そうすると自然と大手企業に勤める友人が多いです。1年目で手取りが16万円、賞与がないときに大学時代の友人に会い、冬のボーナスで50万円貰ったと聞くと、引け目を感じてしまい自然と距離を取るようになりました。
大学時代は同じような価値観で同じように時間を過ごしていた友人、社会に出た途端一年目で貰える給料に100万円近く差が付きます。
周りを見渡すと自分が勤めた会社には、パソコン関係の専門卒ですらなく、高卒の女の子までいます、完全に就職先を間違えたなと思いました。
年収が少ないことがコンプレックスになる
わたしは入社1年目の頃、年収が少ないというのはコンプレックスのようにいつも頭の中にありました。
今では多くの方が望んだ給料を貰えない、少ない給料で働いているというのを知るようになりましたが、社会人1年目の頃は周りがまったく見えていませんでした。
なぜ、国立大学を卒業したのに、こんな安い給料で働かないといけないんだ、今の生活で満足している周りの同僚を見ながら、自分は社会の最底辺にいるような気持ちでした。
なにか申し込みをするときに、年収を記載する箇所があります。英会話教室に通い始めたときにも記載しました。周りに自分の年収を知られたくない気持ちでいっぱいです。
人間はストレスを持っているとお酒に逃げる
日々の生活にストレスがあると人は、たいがいお酒を必要以上に飲んでしまう傾向があります。お酒を飲むことによって思考が停止し、現実逃避できるからです。
東京にいて金曜日になると、サラリーマンは気持ち悪いくらい酔っぱらっています。
もっとお金がほしい、もっと自分らしく生きたい、もっと自由に生きたいと思いながら働いている方が多いからだと思います。
わたしも東京にいた頃は、よく同僚とお酒を飲んでばかりいました。飲み過ぎる事も多々あり、酔ってくると話す話題は決まって会社の悪口です。精神面でも肉体面でも最悪な時期を過ごしていました。
最近になって、ようやく飲みすぎずに適頃でセーブすることができるようになりました。どうして飲み過ぎてしまうのか考えると、週末が終わってほしくない、週末をもっと楽しみたいという気持ちが強いからです。
お金が欲しくて欲しくて
1社目の会社にいた頃は、仕事がひまでお金が欲しかったので色んなことを試しました。
週末にネットワークビジネスの講演会に行ったり、株式投資を一番最初に始めたのもこの時期です。
当時はお金がほしくて堪らなくて投資を始めたので、常に損をしていました。毎日株価をチェックして落ち着きませんでした。お金が増える銘柄ばかりを探していたので、儲け話を聞いては、売ったり買ったりしていたので、すぐに元手がなくなりあっという間に辞めました。
不思議と今は黙っていてもお金が増えていきます。明らかに当時の自分は投資でお金が稼げない人のやり方です。
20代のときの間違った戦略
20代のころを思い返すと、自分はいつも間違った戦略を取っています。
海外に行って仕事をして帰ってくれば、給料の高い仕事ができると思い、海外にまで行ってきました。実際にはこれも間違った考え方です。
人間は面白いもので一生懸命になればなるほど、周りがみえなくなり空回りしてしまいます。わたしは間違ったやり方で、突き進んでしまいました。突き進んでいけば、いつの日か状況が打開できると思ったからです。
しかし実際には状況がよくなることはありませんでした。
転機になったのは、海外勤務を終えて株式投資を始めてからです。
その頃には、27歳で年収が330万円、もうサラリーマンでお金を稼ぐことには諦め始めていた頃です。
地方で周りになにもないところに住んでいたため、週末は腰を落ち着けてゆっくりと色んな本を読む時間を持つことができました。
そして、自分が今までしたことが、いかに間違いだったかを気付くようになります。
今まではビジネス書ばかりを読んでいました。
正直、ビジネス書をいくら読み漁って、仕事を効率よくこなしたところで、サラリーマンの給料が右肩上がりで増え続けるということはありません。
所詮、小手先のテクニックにしか過ぎないからです。
それよりも、世の中はどういう仕組みで動いているのか、どういう人たちがお金持ちになるのか、資本家と労働者の違いは何か、そんなことを勉強するようになり、また株式投資をやってみようという考えに至りました。
世の中は所詮マネーゲームに過ぎません。ゲームのルールを知らずに攻略できるわけがないですよね。
また、サラリーマンで出世するためにはどうするか、効率よく稼ぐためには転職するか、投資の世界でお金を稼ぐにはどうするか、これはゲームを攻略するように楽しみながらやるべきです。
おもしろくもないゲームを嫌々する人が、ゲームを攻略できるわけないのと同じです。
このブログで書くことは
たぶんこのブログで書くことは、投資のテクニックや決算書の見方、経済情報や銘柄選択よりも、お金持ちになるための思考法や考え方について書いていく事になります。
なぜかというと、投資のテクニックや経済情勢は常に変わりますが、人間の本質は常に変わりません。投資で成功するために必要なのは、テクニックや経済情勢ではなく勝負の本質を知ることの方が大事だからです。
2割の個人投資家しか市場で勝てないのは、多くの方が勝負の本質が見えていないからです。
また、テクニックや決算書の見方などは、投資の専門家がたくさんいて、彼らが分かりやすく説明してくれています。
知識が少ないわたしがわざわざ説明する必要は一切ありません。
20代でお金に不安を持っている方がいたら、是非このブログを参考にしてほしいと思います。