株式投資を始めた理由はお金がほしいからです。
どうしてお金が欲しいのかと聞かれると働きたくないからです。
株式投資を始めた目的はセミリタイアを目標にしています。
株式投資でセミリタイアが実現できるのか試算してみました。
試算してみると目の前の具体的な目標が見えてきます。
いきなり大きな目標を持つのではなく、小さな目標から順番にクリアしていくことが大事です。
- 独身サラリーマンならセミリタイアは難しくない
- 固定費を見直してみる
- 株式投資だけでセミリタイアを実現するには?
- セミリアイアの基準は月に8万円
- 月に8万円クリアしたら徐々に生活水準を上げていく
- まずは月に5万円が目標
<新規口座開設の5万1000円のキャンペーンについて検証>
独身サラリーマンならセミリタイアは難しくない
まず、普通のサラリーマンがセミリタイアというとハードルが高いように感じるかもしれませんが、考え方によったら実はそれほど難しくはありません。
貯金を切り崩しているだけの生活を続けてしまうとストレスでしかありませんが、要は生活費よりも収入の方が多ければ実現できます。
サラリーマンはセミリタイアするためには本業と同じくらいお金を稼がないといけないと考えてしまいがちです。これを目標にしてしまうと果てしなく高い壁を目指すことになります。
目標を達成するためには、まず小さい壁を少しずつ超えていかなければなりません。
すでにマイホームを所有している、家族を養う立場にいる人は難しいかもしれませんが、20~30代の独身サラリーマンであればそれほどハードルは高くありません。
固定費を見直してみる
生きていくためにどれくらいのお金が必要なのかまずは自分の生活を見直してみます。
地方で一人暮らしをしていますが、固定費は6万円前後になります。ここから食費を含めるとプラス2万円程度になります。
○固定費
家賃代、28000円
家具代、6000円
光熱費、6000円
通信費、4000円
携帯代、7000円
保険代、10000円
固定費合計、61000円
セミリタイア生活を始める場合、保険を解約し、携帯も格安スマホに移行するので1万5千円くらい節約できます。
そうすると、今の生活水準を保ったまま生きていくためには、本業以外で6万5千円稼ぐ事ができればセミリタイアを達成できます。
今の私の場合、これだけのお金を稼ぐことすらハードルは高いです。
さらに生活費を下げる方法を探すと、実家に戻るという選択肢があります。
→これは誰にもでも使える手というわけではないですが
実家ではまだ両親ともに仕事して、子供も皆家を出たので部屋がたくさん空いています。
その場合、家賃や光熱費などがなくなるため1カ月に必要なお金は携帯代くらいです。
→お金を稼ぐようになれば生活費を入れていくつもりです
いつまで続けられるかわからない生活ですが、それでもセミリタイアのハードルを下げられることには間違いありません。月に1万円稼げれば達成できます。
徐々に稼げるようになったら、生活水準をあげていくのもアリです。
株式投資だけでセミリタイアを実現するには?
セミリタイアするために、配当金生活だけで生計を立てようと考える人は多いですが、このやり方だけにとらわれると限界があります。
配当金は高くてもだいたい5%、配当金がない銘柄もたくさんあります。配当金重視で投資すると、すでに株価が割高な可能性があるのでちょっと危険です。
株価を押し上げるために、無理してまで配当利回りを上げる経営者もいます。そうすると株価は下がっていきます。
配当金を3%だとすると、1000万円投資しても得られる配当金は年間30万円です。月に換算すると2万5千円程度です。
そもそも1000万円貯めるのも大変だし、2万5千円だと実家に帰る以外で現実的に生活できないですよね。
サラリーマン時代に頑張って1000万円貯める、そのお金を切り崩して生活していくのはやはりストレスになります。セミリタイア後もお金を増やすプランが必要になります。
配当金がもっと欲しいからと3000万円貯めようとすると、10~20年サラリーマンを続けることになってしまいます。
セミリアイアの基準は月に8万円
配当金だけを目的にセミリタイアを目指すよりも、それ以上に重要肢しているのは、複利と再投資でお金を増やしていく方法です。
わたしが着目しているのは、100万円を積み立て投資し年間5%で運用した場合に35年後には資産が9000万円になるという点です。
01年、100万円
05年、552万円
10年、1257万円
15年、2157万円
20年、3306万円
25年、4772万円
30年、6643万円
35年、9032万円
これだけ資産があれば、老後はたとえ年金がなくても生活に困りません。
3%の配当金がある場合、年間で270万円受け取ることができます。
セミリタイアできたけど、そのあとお金がなくなって老後の心配ばかりしているでは人生楽しくないですよね。
なので私の場合、年に100万円貯められるかどうかをセミリタイアの基準にしています。
100万円というと月に必要なのは8万円です。
今のところ本業以外で収入を得る方法は、投資とブログしかありません。
月に8万円の配当金を得るためには、3300万円程度必要です。こう考えると現実的ではなくなってしまいます。
しかしブログ収入も換算して考えると、たとえばブログで5万円稼ぐ、残りの3万円の配当金を得るために必要な資産は1200万円と一気にハードルは下がります。
1200万円は今のペースだとあと3年あれば実現できます。
こう考えると平凡なサラリーマンでもセミリタイアが一気に現実的になります。
月に8万円クリアしたら徐々に生活水準を上げていく
最初は実家に帰って生活費の掛からない生活をする、月に8万円稼ぐ事ができたら徐々に生活水準を上げていく。
目標は月に8万円手元に残す事なので、10万円稼ぐ事ができれば2万円の生活をする、15万円稼ぐ事に成功したら7万円の生活をする、20万円稼ぐ事に成功したら12万円の生活をする。
パートナーがいるとより実現しやすくなります。子供ができたとしても世帯収入で8万円手元に残すことを目標にします。
東京の郊外でシェアハウスで個室がない部屋に住めば、家賃は3万円程度の物件もあります。
月に8万円残す事が出来れば、これだけで35年後には9000万円の資産が手元に残ることを考えれば、将来のお金の不安もなくなります。
運用パフォーマンスが5%よりも高ければ、1億円に達する可能性もあります。暴落したときに大量に株を購入できたら、さらに可能性が高まります。
まずは月に5万円が目標
こう考えると株式投資でセミリタイアを実現し、かつある程度お金に困らない生活を送るためにはなにが必要かが見えてきます。
目標は収入をどれだけ増やすかではなく、どれだけ手元にお金を残すことができるかが重要です。
サラリーマンで400万円の収入を得ている場合、同じ金額を稼ごうと思うと33万円必要になりますが、月に8万円と考えると途端にセミリタイアが現実的になります。
まずはブログで月に5万円稼ぐ事を目標にします。
月に5万円というとそれほど難しいハードルではないように思います。
サラリーマンが本業で時間持てない中月に5万円稼ぐ事ができたら、リタイア後はもっと稼げるようになるのではないでしょうか。
今までサラリーマンに使っていた時間を好きなことに没頭し、その道のスキルを極めていく、そうすることでより稼げるようになるはずです。