「年収300万円の人は何もがんばっていない」たくさんお金を稼ぎたいと思っているサラリーマンはそもそも多くない

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年収300万円で検索していたら、こんなコラムを見つけました。

 

news.livedoor.com

 

年収1億円を稼ぐビジネスマンが、年収1000万円を目指すには何が必要か、年収1億円目指すには?について語っています。やはり年収が1億円というとわたしなんかと比べると完全に雲の上の存在です、昨夜は朝の4時まで打ち合わせてをして寝たのは7時だったと言います。

 

社会人1年目から年収が600万円というのも羨ましいかぎりです。わたしには社会人を30年続けたとしても到達できるのかわからりません。

 

「年収300万円の人は、極論すれば「何もがんばっていない人」、言われたことをやっているだけだったり、世間に流されていたり、常識を鵜呑みにして何も考えてずに生きている人の平均がそのくらいになる。」

 

またかなりキツイ言い方でバッサリ切っています。

 

「どういう仕事をすればどのくらいのお給料がもらえるかということは、調べればすぐにわかることですし、年収1000万円まではその方法はいくらでもあります。弁護士や会計士になる方法もありますし、歩合制の営業マンだってそれくらい稼いでいる人はいる。」

 

これくらいお金を稼いでいる方からすると1000万円を稼ぐのはとくに難しくはないようです。給与所得によると年収が1000万円を超えるのは上位4%しかいない世界ですが、その方法はいくらでもあるといいます。やはり見えている世界が違うのかもしれません。

 

昔ならこの手の記事を読むと、よしおれも頑張って1000万円の収入を目指そう、と意気込んでいたのかもしれませんが、今だとそんなにたくさんのお金ってなんのために必要?っていう気持ちの方が強いです。これは良いことか、それとも悪いことなのかはひとまず置いておいて。

 

人生とはトレードオフにしか過ぎないため、それだけ収入を上げることに固執すれば失うものも出てきます。それは自分の本当にやりたいことであったり、家族だったりするかもしれません。もちろんやりたいことの延長線上に高収入への道が開けているのであればその限りではありません。

 

また編集者側の勝手な都合だとは思いますが、「年収300万円の人」「年収1000万円の人」「年収1億の人」と読者のターゲットの幅が広すぎてちょっと内容が漠然としすぎています。コラムのタイトルで300万円とあるので、300万円のサラリーマンをターゲットにしていると勝手に判断します。

 

そもそも300万円のサラリーマンはそれほどたくさんのお金を稼ぎたいとは思っていません。

 

www.eyasu2008-2.com

 

年収1000万円も本当に稼ぎたいですか?

 

現時的なアドバイスとして、年収300万円のサラリーマンが1000万円の年収を稼ぐために、弁護士や会計士を目指すことはどうなんでしょうか。逆に貧乏な道に突き進んでしまいそうな気がしてしまいます。

 

そもそも弁護士は難易度が高い割に、稼げない職業になりつつありますが。

弁護士の給料半減! 年収200万~300万も当たり前の悲惨な現実 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

 

月に1〜2万円も手元に残るかどうかもわからない生活をしている人に、たとえば公認会計士の試験勉強を始めたとしてもあまり意味がありません。平日は仕事で疲れた中、家に帰って遅くまで勉強、週末も試験勉強のために問題集を解くようなテスト漬けの生活を無理にしても決して長くは続きません。

 

お金もそこまで大好きとうわけでもないし、高収入だからという理由で興味のない弁護士や会計士の勉強をしたところで頭には入ってきません、ストレスで余計お金を使ってしまうし、そうなる前に多くの人が辞めてしまいます。

 

中途半端に勉強したところで途中で辞めてしまったら効果はゼロなので、そんなことに時間を使うくらいならまだ仕事に関連することを勉強をしていた方がマシです。その方が良い転職につながるかもしれません。

 

多くの人が思っていることですが、実際には今の生活よりも2〜3万円でもいいから生活を楽にしたいというのが本音です。「年収が300万円しかない、よし頑張って1000万円稼いでやろう」と考える人は現実社会にほとんどいません。

 

インタビューされた方は、たまたまそうだっただけかもしれませんが、朝の4時まで会議をして寝たのが7時だといいます。そこまで苦労して年収1億円稼がなくてもいいし、そもそもそんな生活なら1000万円ですら欲しいと思っていないのが現実です。

 

本心ではお金を欲しいと思っている人は多くない

 

もしも年収300万円の人がもっとお金を稼げるようになりたいのであれば、テスト勉強に貴重な時間と労力を浪費するよりも、環境を変えたりプライドを捨てる努力をした方が早いように感じます。

 

収入があがらずに、現状に満足できずにもやもやしている人は少なくありません。そういう人に共通していることは変にプライドが高いことです。周りからどう思われるかということを変に気にしています。

 

本業以外の方法で収入を稼ぐことをあまり良いことだと思っていません。忍耐力が強く負けず嫌いだからかわかりませんが、副業でお金を稼ぐと本業の仕事で負けたように感じるようです。本当に心の底から収入を増やしたいと思うのであれば、夜の12時までサービス残業をするよりもコンビニのアルバイトをした方が客観的にみると合理的な選択のようにも思いますが、プライドが許さないのか残業に走ります。

 

わたしの知人もなかなか年収300万円台から抜け出せずに苦労しています。わたしのアドバイスは株式投資による長期の資産形成や、ブログやアフェリエイトによるネット収入ですが、いずれにしても挑戦したことはありません。

 

こういう人をみると本心ではそれほどお金を稼ぎたいとは思っていないんだろうなということを強く感じます。

 

お金を稼ぎたいとは言いつつも、潜在意識の中にはは組織から認められたい、尊敬している上司に褒められたい、周りから凄いって思われないという承認欲求や忠誠心を満たすことの方に力を注いでいます。彼らにとって給料とはその忠誠心の対価であり、だからこそ本業の仕事で収入が増えることを望みます。

 

たとえサービス残業が出なくても、遅くまで残って会社のために働いていることに対して、どこか自分に酔っているように見えます。実際にそのように語ることはないのですが、話しているとそう見えて仕方ありません。だからこそ、1時間800円で稼げるアルバイトよりもサービス残業の方を選択します。

 

一ヶ月に100時間残業した分を時給800円のバイトに置き換えると8万円の収入増です。年間に換算すると86万円になるので、生活はかなり豊かになります。

 

なので本当にお金を稼ぎたいと思っているのならば、無駄なプライドを捨てた方が早いように思います。アルバイトはひとつの例ですが、お金を稼ぐ方法はサラリーマン以外にもたくさんあります。

 

2〜3万円増やしたいと思っている人に必要なこと

 

使い切れないほどのお金が欲しいと思っている人よりも、実際には今よりももう少し生活が楽になればいいと思っている人の方が圧倒的に多数です。その場合も頑張って稼ぎたいわけではなく、できるかぎり楽をして稼ぎたいのが本音です。

 

インタビューされた方が語るように、必死に頑張ってまでお金を稼ぎたいと思っている人はほとんどいません。ましてや、年収1000万円稼ぐために弁護士や会計士の資格を取ればいいと言われても、えっ?という感じです。

 

ネットで稼ぐことが容易になった今では、おこずかい程度のお金を稼ぐことはそれほど難しくありません。2年、3年毎日少しづつ続けていけばだれでも結果がでるようになっています。

 

上を見ればきりがないですが、好きな情報を毎日発信し続けて1年で毎月10万稼いでいる人もいます。その方の場合、書く内容の質は高いですがマネタイズなど面倒なことは一切行っていません。うまく自分にはまれば大きく収入を増やすことに成功する可能性があります。

 

ネット以外でも、節約して余ったお金をインデックス投資のような安定資産に振り向けていけば、数年後にはそれなりの収入が得られるようになります。こうしたやり方は特別な努力や才能を一切必要としません。今までの生活を大きく変えることなくだれでも実践できます。

 

一番やってはいけないのが、中途半端に高収入の資格の勉強を始めて、学校に大金を払って通う、そして途中で挫折してしまうことです。

 

インデックスファンドに投資をする方法

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月に3万円増を狙う方がより現実的です

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配当金を得るのもひとつの方法です

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