1億円の資産で300万円の収入を得るために、20代でしておきたいこと

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この資本主義社会でお金持ちになるためには、労働者ではなく資本家側に回る必要があります。

 

企業に雇われる労働者ではなく、企業の株や不動産、土地を保有すること、自分でビジネスを経営する必要があります。

 

よく株が上昇すると資産家だけが得をして、一般庶民は恩恵を受けないと批判する人はいますが、そう思うのなら自分で株を買えばいいだけの話です。

 

社会経験が少ないうちは自分のビジネスを始めるのはハードルが高く、資産が少ないうちは不動産や土地を所有するのも難しいです。しかし、20代のうちから準備をしておかないと、いつまで経っても資産を築くことはできません。

 

労働者と資本家の富の格差が広がることは、トマ・ピケティの「21世紀の資本」ですでに証明されています。労働者はいつまでたっても貧乏人です。

 

資本家になることはそれほど難しいことではありません。企業の株であれば元手が10万円でも所有することができます。

 

コツコツとお金を貯め、資産が1千万円、1億円を超えてくるとあとは企業から得られる配当金だけで生活できるようになります。10億円、100億円というと、自分でビジネスを始めて成功しないと達成できない数値ですが、1億円程度であれば、普通の人でも達成することができます。

 

1億円の資産があると利息だけで、300万円の収入を得ることができます。利息が3%の場合。

 

1000万円の利息、30万円
1億円、      300万円
10億円、     3000万円
100億円、    3億円

 

100億円資産があると、株の配当金だけで3億円の収入を得ることができます。さすがにここまで資産を築くのは不可能ですが、1億円あたりならそれほど難しくはありません。

 

1000万円なら誰でもできますが、その分得られる収入は少ないです。

 

現代は年収300万円時代と言われますが、金融資産が1億円あれば働かなくても300万円手にすることができるのです。

 

金融資産1億円を目指すために、20代の頃からコツコツと準備を始めなくてはなりません。

20代からの資産形成

 

1億円というと途方もない数値に見えますが、意外とそんなことはありません。

 

たとえば株式投資で毎年5%、100万円ずつ積み立て投資した場合、35年後には9000万円に達します。22歳から働き始めた場合、57歳でセミリタイアしても300万円近い不労所得が得られるようになります。

 

銀行貯金の場合、毎年100万円貯金しても達成できるのは100年後になるため、お勧めしません。

 

勤労収入による増加と、配当収入を再投資に回すことでより早く1億円に達成できるようになります。高収入の職種に就いていれば、40代でも可能かもしれません。

 

資金が少ないうちは複利効果はそれほど大きくはありませんが、資金が増えるにつれ資産は2次曲線で増加していきます。その効果を実感するためにも、まずは1000万円まで増やす必要があります。


資金がない20代が資産形成を始めた場合、以下が理想になるのではないでしょうか。

 

年代、 資産額、投資投入額
20代、1000万円、100万円
30代、3000万円、200万円
40代、5000万円、2~300万円
50代、7000万円、300万円
60代、1億円

 

20代で年間100万円投入するのは難しいかもしれませんが、頭を使ってこの壁を乗り越えるようにします。20代で毎年100万円蓄えることができると、その後収入が増えた30代のときも200万円を達成しやすくなります。

 

30代であれば目標を200万円、40代であれば目標を300万円と徐々に投資額を増やしていきます。

 

年齢を重ねるごとに目標は達成しやすくなります。

 

勤労年数が長くなることで勤労所得による収入が増えるというのもありますが、資産が増えるにつれて配当金が増えるようになるからです。1000万円資産があると、配当収入だけで30万円の上積みがあります。

 

20代の頃の投資や節約術をブログに書くと、ネット収入も得られるようになります。

 

また、パートナーを見つけて共働きすることで、さらにお金に余裕が生まれます。男性で年収500万円、女性で年収300万円稼ぐことができれば、世帯年収は800万円になります。

 

贅沢な暮らしを望まなければ、年間投資額300万円も見えてきます。

 

20代で年間100万円はどうなのか?

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20代で年間100万円貯めようと思うと、無駄なことにお金を使わなくなります。

 

20代のときは収入が少ないですが、その割に浪費は多いです。

 

友人とお酒を朝まで飲む機会も多いし、オシャレにも気を使う人も多いし、クルマや趣味にお金を使う人もいます。

 

こういう浪費家の方は、結婚して子供ができるようになると、生活習慣を改めます。若い同僚とお酒を飲む機会も減るし、服もブランド物よりも利便性や値段を重視します、クルマや趣味も結婚してから辞めた、という方も少なくありません。

 

正直なところ、こうした出費は自分の欲望がコントロールできないだけで、無駄な出費でしかありません。高額な趣味のクルマなどコダワリがあると聞くと聞こえはいいかもしれませんが、趣味をお金に変えられないのであればただの浪費です。

 

子供の養育費など現実的にお金が必要になれば、真っ先にそぎ落とされます。それほど価値がないものだからです。

 

ムダな出費さえしなければ、年に100万円くらいは簡単に作れます。

 

なかには極端に収入が少なくてお金を貯められない人もいます。その場合は思い切って環境を変えることをオススメします。節約しつくしてもお金が貯まらないないのであれば、生きているだけでストレスになるからです。

 

その場合は、職選びに失敗したと思い切って転職するか、一人暮らしを辞めて実家から通えるところで仕事を探せば、意外とお金は貯まります。不必要な見栄や世間体を気にしているとお金をどんどん失ってしまいます。

 

1億円貯めなくてもいいけど

 

資産形成を目標にしていますが、無理して1億円貯める必要もとくにないと思います。

 

1億円あれば300万円の不労所得を得られるようになりますが、300万円得るようになれば必ず幸せになれるわけではありません。人生の幅は大きく広がりますが。


人生においていくらお金が必要かは、人それぞれです。結婚して子供を作るのであれば、たくさん必要だし、生涯一人で生きるのであれば、それほど多くのお金は必要としません。

 

お金がないと人生でやれる事は制限されますが、だからといってお金があれば必ず幸せになれるということもないし、お金がなければ不幸ということはありません。

 

人生をバランスよく過ごすことがより重要だと思います。

 

人生のパートナーを見つける場合は、価値観をできる限りすり合わせておきたいものです。価値観が合わないと、お互いストレスのある生活を送ることになります。

 

私の場合、人生のできるだけ早いうちに可能な限り多くの資産を築いて、あとは働かなくても楽に人生を過ごしたいと思っています。お金がないということは、それだけで会社から逃れることができないからです。

 

もしもパートナーが、高いレストランに行きたい、ブランド物が欲しい、生活レベルを落とすことができないのであれば、どれだけお金を稼いでいても一緒にいてストレスになります。

 

以前、働かない割に消費が激しい女性とお付き合いしたときは、毎日一緒にいるだけでストレスになりました。

 

わたしには60歳まで働き続けるというプランはありませんが、もしもそうするのであれば1億円の資産形成を目標にします。