恋愛に向いている人は株式投資に向いていない理由

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恋愛は感情の世界、投資は論理の世界

最近感じることですが、恋愛に得意な人というのは株式投資には向いていないです。そういう人たちが資産形成をしたいのであれば、株式投資を辞めて素直に銀行貯金に投資するか、市場平均に投資するインデックス投信を選択した方がいいです。

 

わたしは恋愛を語るほど経験豊富ではありませんが、恋愛とは感情の世界です。恋愛が得意な人はストレートに相手に感情を表現できる人です。わたしは恋愛が苦手なので、そういう人たちをみると、羨ましいなと思っています。しかしその反面、株はやらない方がいいですよと助言したくなります。

 

対して株式投資とは論理の世界です。感情を排除して論理的に考えることが求められます。つまり、恋愛とは真逆の行動を指します。

 

わたしが3年間株式市場で生き残ってこれたのは、恋愛が苦手で論理的に考えることができたからです。おそらく、この先も投資で生き残ることができるし、資産を増やしていくことに成功すると思っています。

 

恋愛が投資に向いていない理由 

根本的に人間は株式投資には向いていないです。一方で感情が求められる恋愛は多くの方に向いています。生涯だれとも結婚せずに、人生を終える人は少数派です。

 

株式投資はやりたくなければやらないでいいですが、結婚はいずれしないといけないものというのが世間一般の認識です。

 

恋愛とは、突き進めて考えていけば「思い込み」と「妄想」の世界です。相手が自分のことを好きかもしれないと考えることを楽しみ、頭の中で妄想します。相手に自分の感情をぶつけ、相手も自分と同じように思ってくれることを期待します。

 

さらに、結婚とは赤の他人である異性同士が一緒になって暮らすことを意味します。人付き合いが苦手な人からみれば、これはかなり勇気のいる決断です。できる人は難しくないのかもしれませんが、わたしからみれば思考を深く制御しないとできないことです。

 

考えれば考えるほど結婚とは不思議なものです。お互いが一緒になることを誓約書にサインしますが、生涯一緒になることを前提にしているため、結婚したその日から財産を共有したり、高級な婚約指輪に永遠という文字を刻んだりします。

 

しかし、今の時代離婚は決して珍しいことではありません。日本でも3組にひとつは離婚をし、アメリカでは2組にひとつです。冷静になって考えてみると、もう少し別れることも前提に考えた方がいいんじゃないの?とも思ってしまいます。きっと頭の思考が停止して、自分たちなら大丈夫だと思っているのかもしれませんが。

 

以前友人の結婚式に参加しましたが、結婚式だけで400万円かけていました。自分たちの貯金だけでは、払えないから祝儀を貰った後に、後払いすると言っていました。

 

お金の価値観は人それぞれですが、正直そこまでする価値が結婚式にあるのかなと思ってしまいます。親や身内の方に感謝の気持ちを述べたいのであれば、結婚式場でなくても、レストランを貸し切れば安く済むのではないのかなと思ってしまいます。

 

たかが結婚式のために全財産をつぎ込むのではなく、今後の2人のためにお金は残しておこうといってくれるパートナーの方が嬉しいです。

 

「一生に一度だけ」というセールストークに負けて、式場は丸儲けしているようにしか見えません。

 

わたしは恋愛が苦手です。自分の感情を周囲に表現することが上手にできません。最後にお付き合いした女性も、長続きせず別れてしまいました。生涯独身でいたいわけではありませんが、結婚はわたしにとってまだまだハードルが高いです。

 

投資の世界に恋愛を持ち込むと全財産を失ってしまう

 

恋愛では頭の思考を停止させ、感情をストレートに表現できる人が有利です。

 

しかし、それと同じことを株式投資の世界に持ち込んでしまうと、あっとうい間に全財産を失ってしまいます。投資とは、可能な限り思い込みを排除することが求められます。自分の感情をぶつければぶつけるほど、マーケットに期待を裏切られます。

 

人間は投資には、そもそも向いていないというのはわたしの考えです。理由は多くの方を見ているとわかりますが、感情的に行動する生き物だからです。ケーキを食べたいから食べる、旅行に行きたいから旅行に行く。だからこそ多くの人が株で大金を失っています。

 

思い込みは投資の世界では絶対にやってはいけなないことです。100円で投資した銘柄が90円に下がると、いずれは上がるだろうと、根拠のない思い込みをしてしまいます。100円が120円になると、自分の考えが正しかったと思い込みます。ニュースで市場が大暴落するという記事を読むと、持ち株も大暴落するんじゃないかと思い込みます。