もしも汗水たらして一生懸命働くことが、成功への第一歩だと考えているのなら、それは危険です。
あなたは世の中の資本主義社会のルールが見えていないことになります。カジノに行ってブラックジャックのルールがわからないのに、お金をかけて勝負するのと一緒です。
実は資本主義社会では、汗水たらして働かないように努力することが成功への第一歩になるのです。
そんな社会は嫌だ、汗水たらして働くことが正しいと思うのなら、資本主義とは反対の社会主義の中で生きた方がいいのかもしれません。
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資本主義社会で仕組みを作った人が勝つ
日本人だけではないですが、多くの人は毎日会社に行き、仕事をして生活費を稼いで生計を立てています。わたしも当然その一人です。会社の給料がないと生きていけないので、必死に働いています。
どうしてこうしているかというと、会社に行って働く以外に収入を得る手段や仕組みを持っていないからです。
この収入を得る手段や仕組みというのが、資本主義社会では重要になってきます。
この手段や仕組みとは、ビジネス、不動産や土地、株などを指します。
社会主義のもとでは、これらはすべて国を管理している政府の所有物になります。国民は政府から借りて政府のために働きます。その見返りに最低限の暮らしを保証されています。
中国は建て前は社会主義ですが、中身は資本主義なので株式会社はあります。
日本は最も成功した社会主義国家？
日本は世界で最も成功した社会主義と呼ばれることはありますが、これは正しくはありません。制度的には完全に資本主義社会です。
たしかに、政府が経済に過剰な制度や介入を行っているため非効率で停滞している、格差を是正しようとしている点では、そう映るかもしれません。
資本主義社会のルールとは
話を戻すと、資本主義社会の世界で成功するためには、ビジネス、不動産や土地、株を所有することを指します。
→不動産とはマイホームではありません。
この世界で、労働者として一生懸命働き、銀行貯金にお金を回して成功した人は、ほぼ存在しません。
成功する人たちは皆、得たお金を資産へ回しています。
ビジネスなど事業を持つことは、失敗する可能性も非常に高いため、万人が成功できるとは思っていません。しかし、不動産や株式へ投資することは、それほど難しいことではありません。
子供のころから間違った教育を受けている
わたしたちは子供のころから、学校にも親にも、一生懸命に働き、銀行にお金を預ける、そうすればいつか幸せになれると教えられます。
しかし、このやり方は資本主義社会では間違っています。
初めて「お金持ち父さん貧乏人父さん」を読んだ時に、頭の中が「？？？」となりませんでしたか？
わたしは頭が混乱し、長い時間呆然としていました。子供の頃に教わったことと、この本に書いていることは、どっちが正解なんだろうか。
実は学校は、資本主義社会の資本家たちが創ったものなので、意図的に資本主義社会のルールを教えないようです。
→誰かがいっていたので、本当かどうかはわかりません
社会主義社会では、政府の下で一生懸命になって働いてくれる労働者が必要なように、資本主義社会では、資本家の下で一生懸命になって働いてくれる労働者が必要だからです。
たしかにそう言われると納得できる面もあります。
ましてや日本は戦後の高度経済成長期を得て、リスクの少ないサラリーマンが一番成功したと言われていたほどです。
まずは子供の頃に教わった固定概念を見直してみましょう
考えてみましょう。
もし、資産からの収入だけで日々の生活費を賄うことができたら、私たちは労働者として会社のために働く必要はなくなりますよね。
体調悪い日はゆっくり家で過ごして、好きな時間に起きて、好きな読書を始めて、好きな時間に運動をする、オフシーズンの航空券が格安のときに海外旅行に行き、帰りたいときに帰ってくる、やりたいと思ったことは何でも挑戦する。
得意な分野をとことん追求し、お金は遊ぶようにして儲ける。貯まったお金はまた、資産に投資する。
社会主義ではできませんが、資本主義社会では実現することが可能です。
労働以外の収入が得る手段がないからこそ、わたしたちは満員電車に揺られて毎日会社に行って、だれかのために労働をするのです。
まずは子供の頃に教わった、固定概念を捨てないといけません。
あなたの両親は資本主義社会のルールを正しく理解していますか？会社の同僚や友人はどうでしょうか？
間違った方向に努力をしても、成功する可能性は非常に低いです。
資本主義社会のルールを教えてくれる書籍や情報は世の中にたくさんあります。まずは、このルールを知ることから始める必要があります。
