資産状況2017年3月 523万円(年比+1%)

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2013年、130万円
2014年、236万円(年比+80%)
2015年、362万円(年比+53%)
2016年、518万円(年比+43%)

2017年
01月、455万円(月比-13%)
02月、495万円(月比+8%)
03月、523万円(月比+5%)

 

2017年度の始まり

 

2016年度も終わり、今月から2017年度に変わります。

 

先月のパフォーマンスを振り返ってみると、+28万円と順調に増加しています。

 

年初の1月は、急上昇した株価が調整を迎えて大きく下げましたが、2月、3月と上昇し、昨年末の最高値を超えてきました。これは過去最高値の資産額です。

 

資産が順調に増加しているのは、シャープの株価が右肩上がりで急上昇しているからです。しかし、これは明らかに上がり過ぎなので、近々調整局面を迎えることになると思います。

 

シャープ株が下がれば、シャープ株に頼っている資産は大きく減少してしまいますが。

 

戦争リスク増大

 

2017年4月は、早くも日経平均は下げ始めています。

 

理由は、アメリカ政府とシリア、北朝鮮の戦争リスクが強まっているからです。市場平均が下がる反面、防衛関連株が大きく急上昇しています。

 

トランプ大統領は「中国が北朝鮮問題を解決しなければ我々がする」とまで明確に発言しています。北朝鮮がミサイルを打ちまくっていることからもわかるように、中国はすでに北朝鮮を制御できていません。

 

現実に起きるかどうかは別にして、たとえ北朝鮮とアメリカが戦争したとしても、日本にはそれほど大きな影響はないとみています。2つの軍事力の差ははっきりしているし、日本の自衛隊が参加しなくても韓国軍が参加します。

 

むしろその後の、北朝鮮と韓国が統合された方が気になります。北朝鮮が敗北すれば、アメリカはまず間違いなく韓国に統合させます。

 

韓国の人口は5000万人、北朝鮮の人口は2500万人、すぐ隣に8000万人級の市場が生まれます。両国はもともとひとつの国です、再びひとつの国に戻るだけです。これは韓国にとっても北朝鮮にとっても利益があることです。

 

韓国は北朝鮮の安い労働力と資源、同一民族、同一言語の新たな市場を手に入れます。対して北朝鮮の市民は資本主義の恩恵を享受することになります。

 

アメリカ政府とシリアが戦争した場合、中東はより混乱します。中東の問題は複雑すぎて、アメリカやロシアなどの西欧諸国はこれ以上介入するべきではありません。

 

原油という資源があるのでそういうわけにはいかないのですが。

 

中東がさらに混乱すれば、再び原油価格は上昇してきます。そうなれば、既存の電力会社にとっては追い風になります。原油価格が上昇すると国益が失われるため、原発再稼働は急がされるし、原発を持たない新電力会社と差別化できます。

 

戦争リスクで今月、株価が大きく下がるようなことがあれば、地方電力株を買い増ししたいと思っています。

 

現金、現金、そして現金

 

最後に株を買ったのは2016年の6月です。東京電力に加えて新たに地方電力の電力株を購入しました。

 

それからもう少しで1年が経過します。

 

普段であれば50万円くらいまとまったキャッシュができれば、すぐに株を買い増ししていました。独身サラリーマンのため、お金が急に必要ということはまずないからです。多少リスクが高い株式に資産の大半を振り分けても、私生活に困ることはありません。

 

ですが、昨年末あたりからなるべくキャッシュを積み上げるようにしています。

 

そろそろ市場が大きな調整局面を迎えるのではないかと期待しているからです。

 

欧州の銀行株はかつてないほど危険な状態だし、米国株は空前の株ブームです。IT関連が評価されるのは納得できますが、評価されすぎている感もあります。

 

そこに来て今回は戦争リスクの高まりも懸念されています。

 

世界の株式市場は、2008年のリーマンショック以来8年間ひたすら上昇してきました。さすがにこの状況は飽き飽きしています。順張り投資家にとっては楽しい時期を過ごしましたが、逆張り投資家にとっては少し退屈です。

 

このまま株高が続けばサラリーマンを辞めようにも辞めれません。株が下がり続ける中で、安定収入がないと株を買い続けられないからです。

 

おかげで、現金は120万円まで増えました。これだけ現金を積み上げたのは2015年の年末以来です。7月にはサラリーマン賞与もあります。

 

買い余力を150万円程度残しておければ、今の不安定な市場もある程度余裕を持って見守ることができます。

 

もちろん可能であれば、200万円、250万円とできる限り積み増ししたいと思っています。

 

米国の人口知能関連の株はどうする?

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2016年末くらいから、米国の人口知能関連の銘柄を買いたいと思っていましたが、いまだに参入できません。

 

個人投資家のブログを見ても、同じように米国株に注目している人は多いです。これは明らかにここ1~2年で急上昇しました。米国株に特化したブログを書いている方のアクセス数は右肩上がりに急上昇です。

 

こうしたこともあり、すこし控えようと考えています。

 

ひねくれた性格からか、人と同じことをしたくない気持ちがあります。米国株が最高値に加えて個人投資家も一辺倒で米国株です。

 

人口知能関連は焦らなくてもまだまだ買う機会はあるとみています。

 

また資産が500万円しかないのに、2か国に分けて分散していくのは少し早いのかなとも思っています。

 

日本株は長期で見たら明るい市場ではないですが、だからといって壊滅的なほど悪いわけではありません。世界3位の巨大な市場です。人口減という問題はありますが、成長していく分野もあります。

 

一昔前に比べて米国株投資は大きく手数料が下がりましたが、それでも日本株よりはまだまだ高いです。

 

日本株は米国株と比較して配当性向が弱いと言われていますが、ここまで声高に言われるようになると日本株も改善してくるかもしれません。また、日本の銀行貯金には900兆円もの資産が眠っているため、政府はこれを株式市場に向かわせようとしています。

 

20年のデフレ経済で円貯金に過度に資産が集まっていたことを考えると、これは悪い戦略ではありません。

 

米国株への参入は資産が1000万円を超えてからでもいいのではないかという気もしています。

 

シャープで3倍株

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1億円の資産で300万円の収入を得るために、20代でしておきたいこと

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この資本主義社会でお金持ちになるためには、労働者ではなく資本家側に回る必要があります。

 

企業に雇われる労働者ではなく、企業の株や不動産、土地を保有すること、自分でビジネスを経営する必要があります。

 

よく株が上昇すると資産家だけが得をして、一般庶民は恩恵を受けないと批判する人はいますが、そう思うのなら自分で株を買えばいいだけの話です。

 

社会経験が少ないうちは自分のビジネスを始めるのはハードルが高く、資産が少ないうちは不動産や土地を所有するのも難しいです。しかし、20代のうちから準備をしておかないと、いつまで経っても資産を築くことはできません。

 

労働者と資本家の富の格差が広がることは、トマ・ピケティの「21世紀の資本」ですでに証明されています。労働者はいつまでたっても貧乏人です。

 

資本家になることはそれほど難しいことではありません。企業の株であれば元手が10万円でも所有することができます。

 

コツコツとお金を貯め、資産が1千万円、1億円を超えてくるとあとは企業から得られる配当金だけで生活できるようになります。10億円、100億円というと、自分でビジネスを始めて成功しないと達成できない数値ですが、1億円程度であれば、普通の人でも達成することができます。

 

1億円の資産があると利息だけで、300万円の収入を得ることができます。利息が3%の場合。

 

1000万円の利息、30万円
1億円、      300万円
10億円、     3000万円
100億円、    3億円

 

100億円資産があると、株の配当金だけで3億円の収入を得ることができます。さすがにここまで資産を築くのは不可能ですが、1億円あたりならそれほど難しくはありません。

 

1000万円なら誰でもできますが、その分得られる収入は少ないです。

 

現代は年収300万円時代と言われますが、金融資産が1億円あれば働かなくても300万円手にすることができるのです。

 

金融資産1億円を目指すために、20代の頃からコツコツと準備を始めなくてはなりません。

20代からの資産形成

 

1億円というと途方もない数値に見えますが、意外とそんなことはありません。

 

たとえば株式投資で毎年5%、100万円ずつ積み立て投資した場合、35年後には9000万円に達します。22歳から働き始めた場合、57歳でセミリタイアしても300万円近い不労所得が得られるようになります。

 

銀行貯金の場合、毎年100万円貯金しても達成できるのは100年後になるため、お勧めしません。

 

勤労収入による増加と、配当収入を再投資に回すことでより早く1億円に達成できるようになります。高収入の職種に就いていれば、40代でも可能かもしれません。

 

資金が少ないうちは複利効果はそれほど大きくはありませんが、資金が増えるにつれ資産は2次曲線で増加していきます。その効果を実感するためにも、まずは1000万円まで増やす必要があります。


資金がない20代が資産形成を始めた場合、以下が理想になるのではないでしょうか。

 

年代、 資産額、投資投入額
20代、1000万円、100万円
30代、3000万円、200万円
40代、5000万円、2~300万円
50代、7000万円、300万円
60代、1億円

 

20代で年間100万円投入するのは難しいかもしれませんが、頭を使ってこの壁を乗り越えるようにします。20代で毎年100万円蓄えることができると、その後収入が増えた30代のときも200万円を達成しやすくなります。

 

30代であれば目標を200万円、40代であれば目標を300万円と徐々に投資額を増やしていきます。

 

年齢を重ねるごとに目標は達成しやすくなります。

 

勤労年数が長くなることで勤労所得による収入が増えるというのもありますが、資産が増えるにつれて配当金が増えるようになるからです。1000万円資産があると、配当収入だけで30万円の上積みがあります。

 

20代の頃の投資や節約術をブログに書くと、ネット収入も得られるようになります。

 

また、パートナーを見つけて共働きすることで、さらにお金に余裕が生まれます。男性で年収500万円、女性で年収300万円稼ぐことができれば、世帯年収は800万円になります。

 

贅沢な暮らしを望まなければ、年間投資額300万円も見えてきます。

 

20代で年間100万円はどうなのか?

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20代で年間100万円貯めようと思うと、無駄なことにお金を使わなくなります。

 

20代のときは収入が少ないですが、その割に浪費は多いです。

 

友人とお酒を朝まで飲む機会も多いし、オシャレにも気を使う人も多いし、クルマや趣味にお金を使う人もいます。

 

こういう浪費家の方は、結婚して子供ができるようになると、生活習慣を改めます。若い同僚とお酒を飲む機会も減るし、服もブランド物よりも利便性や値段を重視します、クルマや趣味も結婚してから辞めた、という方も少なくありません。

 

正直なところ、こうした出費は自分の欲望がコントロールできないだけで、無駄な出費でしかありません。高額な趣味のクルマなどコダワリがあると聞くと聞こえはいいかもしれませんが、趣味をお金に変えられないのであればただの浪費です。

 

子供の養育費など現実的にお金が必要になれば、真っ先にそぎ落とされます。それほど価値がないものだからです。

 

ムダな出費さえしなければ、年に100万円くらいは簡単に作れます。

 

なかには極端に収入が少なくてお金を貯められない人もいます。その場合は思い切って環境を変えることをオススメします。節約しつくしてもお金が貯まらないないのであれば、生きているだけでストレスになるからです。

 

その場合は、職選びに失敗したと思い切って転職するか、一人暮らしを辞めて実家から通えるところで仕事を探せば、意外とお金は貯まります。不必要な見栄や世間体を気にしているとお金をどんどん失ってしまいます。

 

1億円貯めなくてもいいけど

 

資産形成を目標にしていますが、無理して1億円貯める必要もとくにないと思います。

 

1億円あれば300万円の不労所得を得られるようになりますが、300万円得るようになれば必ず幸せになれるわけではありません。人生の幅は大きく広がりますが。


人生においていくらお金が必要かは、人それぞれです。結婚して子供を作るのであれば、たくさん必要だし、生涯一人で生きるのであれば、それほど多くのお金は必要としません。

 

お金がないと人生でやれる事は制限されますが、だからといってお金があれば必ず幸せになれるということもないし、お金がなければ不幸ということはありません。

 

人生をバランスよく過ごすことがより重要だと思います。

 

人生のパートナーを見つける場合は、価値観をできる限りすり合わせておきたいものです。価値観が合わないと、お互いストレスのある生活を送ることになります。

 

私の場合、人生のできるだけ早いうちに可能な限り多くの資産を築いて、あとは働かなくても楽に人生を過ごしたいと思っています。お金がないということは、それだけで会社から逃れることができないからです。

 

もしもパートナーが、高いレストランに行きたい、ブランド物が欲しい、生活レベルを落とすことができないのであれば、どれだけお金を稼いでいても一緒にいてストレスになります。

 

以前、働かない割に消費が激しい女性とお付き合いしたときは、毎日一緒にいるだけでストレスになりました。

 

わたしには60歳まで働き続けるというプランはありませんが、もしもそうするのであれば1億円の資産形成を目標にします。

デイトレーダーでお金持ちになるのは幻想にしか過ぎない、自分は凡人だと認識した方がお金が増える理由

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投資関連のブログを見ていると、株やFXのデイトレーダーをしている方をけっこうな数見かけます。

 

結論からいうと、こういうやり方でいくら経験を積んだとしても生活資金を賄うのは不可能です。本来の確実にお金持ちになれる方法である複利を自ら捨て、短期のお金儲けに目がくらみ、お金をドブに捨てる行為と変わりません。

 

毎日トレードの内容をブログに更新して、チャートを張り付けて、その日の結果を報告して、ルール通り行動できたかどうか、そういうことを毎日レポートしています。

 

勝てない日はルール通り行動できなかった、勝てた日はルール通り行動できた、ルール通り行動できたけど勝てた、ルール通り行動したけど負けた。

 

端から見ていると競馬場に行って、データをかき集めて馬券を選択し、その結果を報告しているだけにしか見えません。

 

やっていることはただのギャンブルと変わらないため、結果を見るとやはりトータルで負けています。FXで毎月10万円安定して稼ぐ、資産10億円目標、というタイトルを付けていますが、痛々しいとしか言いようがありません。

 

短期のチャートの動きは参加している人々の感情で動きます。

 

合コンに参加して、少人数であればあの人は彼が好きだとか当てることはできるかもしれませんが、それが数万人、数百万が参加している世界で当て続けることは不可能です。

なぜ人はデイトレーダーに魅了されるのか

 

すべてのデイトレーダーが稼げないとは思っていません。世の中には1万人いれば2人や3人はそういう才能に恵まれた方がいます。

 

世界三大投資家の一人であるジョージソロスもその類に入ります。日本でいうと、B・N・Fという個人投資家の方もそれに該当します。

 

彼らが数十億円の財産を築くのを見て、彼らの真似をすれば自分でも数千万円の資産くらいならできるだろう、月に数10万であればそこまで難しくないだろうと期待します。

 

そして月に数10万円稼いだら、欲しいものを買おうとか、会社を辞めようと勝手に夢を膨らませます。

 

潔く諦めるという決断も必要である

 

普通の人が彼らのやり方も真似しても、彼らのように振舞うことはできません。これは勉強したから克服できるとか、努力が足りないから自分にはできないだけ、そういう精神論では超えられない壁があります。

 

彼らは数十億というお金を顔色変えずに個人で取引します。月に10万円安定して稼ぎたいと思っている人が、彼らと同じ土俵で戦っても勝てるはずがありません。

 

毎日パソコンに向かいチャートを眺めて取引きしている彼らをみると、憧れて自分もこうなりたいと思う人がいます。しかしこれは現実的にまず無理です。

 

彼らは真のプロの投資家で、常に人の裏をかいてそれを食べ物にして生きています。

 

たとえば、テレビでサッカーの香川選手を見て、子供が将来は香川選手みたいになりたいと思うのはいいかもしれません。子供のときは自分の才能がどこにあるのかはまだ未知数だし、時間的な余裕もまだまだあります。

 

辛い練習ででも逃げ出さないほど本当に心からサッカーを好きであれば、可能性は決してないとはいえません。

 

ただ、子供心にもこの道は決して楽ではないことにすぐに気付きます。学校で一番うまかったとしても母数でいうと30人程度です。市の大会にでると母数は20倍増えます。そこから県の大会、全国大会とライバルは無限に存在するのです。

 

具体的な数でいうと、たとえば中学校の数は1万校あります。ひとつの学校にサッカー部が30人いた場合、ライバルは30万人になります。プロへの道を進むということは年代の壁も勝負しなくてはなりません。

 

この困難な道を勝ち抜いてプロになるのは容易ではありません。

 

子供でもプロの世界は難しいことに気付きますが、社会人になりサッカー経験がないサラリーマンが、テレビで活躍する香川選手を見て自分もサッカー選手になりたいと言ったらどう思うでしょうか。

 

普通の神経を持った大人なら、まず諦めた方がいいとアドバイスをします。

 

「人間頑張ればできないことはない!」と言われると心に響くかもしれませんが、できないものはできないのです。

 

これは投資の世界でも同じことが言えます。デイトレードで稼ぐことができるのは、本当に才能を持った一部の人間だけです。仕事の片手間に目指してもなれるようなものではありません。本業にしてもなれるものではありません。

 

サッカーの場合は自分がいざやってみると、現実的に無理だなということがすぐにわかるのですが、デイトレードだとなかなか自分で気づくことができません。

 

自分に才能がないと思ったら急ぎよく諦めることも必要です。数万円の取引で心理戦に勝てない時点で、数百万円を動かすのはまず不可能です。

 

諦めることができずに、ダラダラとそこに居座り続けてしまうと逆に多くのお金を失います。

 

株の売買で損をするし、証券会社に大量の手数料を払うことになるし、ノウハウを手にするために書籍を購入したり、高額なセミナー代を支払うことになります。

 

なによりも、万人がお金持ちになれる長期投資という機会損失を失っていることが一番大きいです。

 

適材適所という言葉がある

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世の中には適材適所という言葉があります。

 

サラリーマンのような凡人がする仕事であれば、努力さえすれば苦手な分野でもなんとか克服できます。なぜなら、たとえそれが好きではなかったとしても、日々の生活費を稼ぐために、毎日会社に出社して毎日取り組むからです。

 

苦手だからやりたくないということも通用しないし、苦手でもだれかしらサポートしてくれるのんでなんとか乗り越えることができます。

 

しかし、これは決して効率が良いやり方ではありません。

 

営業が苦手な人に営業をやらせても、それなりにできるようにはなりますが限界があります。プログラムが苦手な人にやらせても、なんとかできるようになりますがこれにも限界があります。

 

営業が得意な人が営業をした方がいいし、プログラマーが得意な人がプログラマーになった方がより効率よく上達することができます。

 

そういう人は、お金を稼ぎたいから夢中になっているのではなく、純粋にその仕事が好きだから夢中になることができます。ただのサラリーマンプログラマーは、趣味で週末もプログラムのことを勉強している人には勝つことができません。

 

サラリーマンをみると生計を立てるために、不得意な分野にも貴重な資源を集中させている人がいますが、やはり年齢を重ねてくると限界が見えてくるようになります。

 

プロのサッカー選手やプロのデイトレーダーというのは、個人の努力だけでは乗り越えられない壁があります。

 

プライドや向上心が強いと罠にはまる

 

負けがこんでいても抜け出せないデイトレーダーの特徴としては、プライドが強かったり変に向上心が高かったりします。

 

自分はほかの人と違って才能がある、他の人よりも深く思考している、次は勝てるかもしれない、こうした自信やプライドは投資の世界ではマイナスに働きます。

 

また、向上心が強いと成功している高額のセミナー(彼らはカモを見つけて稼いでいるだけですが)に参加したり、市場価格よりも高い書籍を手にして、次こそは出来るはずだと錯覚します。

 

実際にうまくいく場合は運にしか過ぎないし、うまくいかなかった場合も運でしかありません。

 

投資に必要なのは、自分が普通の人間であるということをまず認めることです。普通の人間であることを認めると、普通の人でも稼げるやり方にシフトしていきます。

 

凡人であることを認識するとお金は増える

 

3年間の投資で資産が100万円から500万円まで増やすことができました。

 

損益評価でいうと元値の30%くらいが株で増えたことになります。これは市況が良かったことが理由ですが、それ以上に重要なのは節約をして投資資金を増やしたからです。

 

実際に投資をしてみるとわかるのですが、自分の思うとおりに市場が動くということはまずありえません。そんな中で資産を増やしていくためには、株価が下がったときに買い増しできる資金があるかどうかです。

 

資金を用意するためには、サラリーマンで得た収入を使わずにできる限り手元にお金を残しておけるかどうかになります。

 

3年間で投資の知識もある程度は増えましたが、それ以上に向上したのはお金を使わない技術です。

 

世の中には適材適所という言葉があります。

収入が少ない若者が貧乏人なる人生の4つのポイント

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若いうちからコツコツと投資を続けることで、複利を利用して資産を築くことができます。働く期間が短く経験が少ない以上は得られる勤労所得も少なく、お金を貯めることは難しくもあります。

 

年齢が若い20代のときにこの少ないお金を自己投資するか、それとも浪費して使うかで大きな分かれ道に立ちます。

 

お金の絶対値は変わりませんが、お金の価値感は人によってガラリと変わります。

 

新入社員時代に、大切なお金を専門書や語学や投資などの本を買って自己投資するために使うか、それとも自分が欲しいものに消費するかで180度違う人生になります。

 

月に2~3万円しか手元に残らないお金を、似たよりよったりの服や靴、時計につぎ込んでいる同僚をみて、この人は一生貧乏人として過ごすんだろうなと思いましたが、10年経ってみてやっぱり間違いなかったようです。

 

彼にとっての3万円と、わたしにとっての3万円は違っていたようです。

 

とくに収入が少ない若いうちに金銭感覚を身に着けておくことは重要です。苦労を味合わせるために、わざと子供に貧しい生活をさせる資産家の親もいます。

 

収入が少ない若者が人生をお金でつまずいてしまうのは以下4つのポイントがあります。


・ブランド物の服や時計に使ってしまう
・クルマを所有してしまう
・結婚式で散財する
・住宅ローンを借りる

 

[:contetns]

ブランド物の服や時計に使ってしまう

 

大半の人が学生を卒業すると働き始めます。最近は働かない若者が増えた時聞きますが、それでも全体に数パーセントもいないでしょう。多くの若者が働き始めます。

 

学生時代アルバイトをしていたとしても、月に貰える金額は多くても10万円程度です。真面目に学校に通う大学生の場合は、大概5~6万円くらいが相場ではないでしょうか。それが社会に出ると20万円近いお金がひと月に動くようになります。

 

このタイミングで気が大きくなり必要以上にお金を使ってしまう人は多いです。学生時代とは違い働いているという充実感と銀行貯金に振り込まれるお金を見て気持ちが高揚します。

 

わたしはラッキーなことに給料が安い会社に入社したことで、初任給をもらったときは危機感がありました。研修期間中はホテル住まいということもあり、宿泊費が給料から天引きされて、13万円程度でした。

 

ここから生活費を差し引いて、大学で払ったお金はいつペイできるのだろうかと。大学生のときは社会人になればお金は黙っていても溜まるものだと思っていましたが、どうやらそうではないことに社会人一年目から気付きました。

 

ここで振り込まれるお金だけをみてしまうと、財布のひもが一気に緩くなってしまいます。大学生のときは月3万円の時計が高いように思えても、20万円の収入があると考えると突然安く見えてしまうようです。

 

わたしが最初に勤めた会社は、あきらかに給料が安かったのですが、クレジットカードで欲しいものを買う同僚をみて、毎月一定額振り込まれるのって怖いなと思いました。

 

社会出た最初の一年で今後の人生を大きく左右します。

 

10個近い先輩社員は、お酒を飲みに行くたびに独身時代にクレジットカードの翌月返済のせいで毎月お金がなかったと言っていました。

 

収入が少ないサラリーマンほど欲望を抑えることができないんだなと、そのときはしみじみと思いました。

 

クルマを所有してしまう

 

都会に住んでいるとクルマを所有するのは、高収入を稼ぐサラリーマンか金融リテラシーが極端に低いかのどちらかになりますが、地方に住む場合クルマは生活必需品になります。

 

クルマがないと生活できない地方でも暮らしていたことがあるので、その実情はよくわかります。地方ではどのクルマを持っているかが、その人の社会的なステータスになるからです。

 

地方に住むと物価が安いという大きなメリットがあります。たとえば東京と同じような間取りの1Kに住んでも、地方では3分の1程度で住めます。地方に住めばお金が貯まるのかと聞かれると、意外とそんなことはありません。

 

物価が安い分クルマに消費してしまうためトントンになります。

 

社会に出た頃は安い軽自動車を買いますが、5年も働き続けると新車の普通車を買うようになります。20代後半で中古の軽自動車に乗っていると、社会的に地位の低い仕事をしていると思われるからです。

 

社会に出て5年も経つと貯金額が多い人で300万円貯めることができますが、新車を購入してしまうと2~300万円の出費になるため、またゼロからスタートします。クルマは購入する金額以上に維持費が高いため、資産を築くペースも鈍化します。

 

都会に住む人にはわからない感覚かもしれませんが、地方ではローンを組んで新車を購入する人も結構な割合でいます。

 

20歳後半で地方に住んでクルマのない生活を送っていたのですが、仲良くなった新人社員に月に3~5万円払えば、クルマなんてすぐ買えますよとアドバイスされたことがあります。

 

そういう考えだといつまでたっても貧乏を脱出できないよ、心の中で思ってしまうのですが。さすがに口に出しては言わないようにしています。


結婚式で散財する

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20代若手でブランドのスーツや時計を買い、地方ではクルマを買い、そうなると次にくるのは結婚式という大きなイベントでお金を失います。

 

ブランド品やクルマと同様に、結婚資金も人によって出費金額が大きく変わります。

 

ある人はお金があっても結婚式を挙げない、お金がなくて結婚式が挙げられない、お金がなくても盛大に結婚式を挙げる、など金銭感覚が如実に現れてきます。

 

1社目に勤めていたころ10歳上の会社の先輩は、お金がなくて結婚式を挙げることを諦めていました。会社の給料も少なく、子供も生まれるため、これから先お金が必要になるからです。奥さんに頭が上がらず可哀そうだなと思いました。そう思う一方で、当時新入社員だったわたしは、この会社からは早目に離れた方がいいなと危機感が湧いてきました。

 

その一方でお金がなくても盛大に結婚式にお金を使う人もいます。

 

大学時代からの知り合いで先日結婚式を挙げた友人がいましたが、東京の一等地で豪華な結婚式を挙げました。はたからみても、収入に見合っていないことは明らかです。

 

3次会で式に参加した友人が、式場でいくら掛かったのか尋ねたところ、300万円だと言っていました、そして足りない分はご祝儀で出す後払い制ということです。

 

結婚式に300万円ということにも驚きますが、夫婦2人合わせて資金が300万円もないのに300万円の結婚式を挙げたということにも驚きます。人によってどうお金を使うかは当然自由なのですが、わたしならこのお金があれば1年間夫婦2人で世界一周の旅にでます。一晩で300万円か、1年かけて300万円か、、つくづくお金は不思議だと思ってしまいます。

 

最近だとブライダルビジネスでは後払い制というのがあり、足りない分は結婚式後に支払いを済ませるカップルも多いようです。期待よりも少なかったらどうするのかというのは気になるところですが。

 

祝儀で元がとれるからと、自分たちの収入に見合わない豪華な結婚式を挙げる人は珍しくないようです。気になってネットで調べてみると、似たようなプランがたくさん見つかりました。

 

結婚式で必要以上にお金を使ってしまう人は、主催する側の「一生に一度だけ」という言葉に弱いだけな気がしてなりません。経済的に余裕がないという理由で式を遠慮する人は多いので、ビジネスを仕掛ける側も必死です。

 

普通のサラリーマン家庭が、これから一緒に生活していこうというだけで、一晩で300万円も消費するのは、馬鹿げているというのが正直なところです。

 

身内に挨拶するために豪華な式を挙げる必要はないし、やらなくても困らないものはやらないに越したことはありません。せめて自分たちが払えるお金で式を挙げるべきだし、今後のことを考えたら安いに越したことはありません。

 

実はこの友人は、大学時代からお金には疎い方で、借りた奨学金で一人暮らしのアパートや分不相応のクルマやバイクを所有していました。

 

先日別の大学時代の友人の結婚式に参加しましたが、その友人は田舎で質素な結婚式を挙げていました。この友人は奨学金を借りても、それには手を付けずバイトで稼いだお金で格安の大学寮に住んでいました。

 

若いときに身に付いたお金の価値観というのは、大人になってからも変わらないんだなと実感しました。

 

結婚式の祝儀は高すぎる

 

結婚式のお祝儀の相場が3万円というのも高すぎます。

 

友人の結婚式を祝いたいという気持ちはあるのですが、ご祝儀で3万円、交通費に宿泊代に、2次会に3次会、多いときで6万円程度消費するときがあります。

 

結婚式は20代後半に集中するため、呼ばれてうれしい反面、またかという気持ちになります。

 

年に5回も6回も呼ばれたら、無視できない出費になります。

 

祝儀3万円は相場だと聞きますが、円の価値は減価しているため昔から3万円ではないはずです。バブルの時代に結婚式の相場が3万円になったのかは知りませんが、現状に合っていないのかなと思ってしまいます。

 

したたかなブライダルビジネスに乗せられているのかなという気持ちもなくはありません。

 

よほど気の知れた知人以外は、参加をお断りした方が賢明な気がしてなりません。

 

住宅ローンを借りる

 

ブランド物が好き、クルマのためにお金を使う、豪華な結婚式を挙げる、そうなると最後に来る人生で最もムダな消費は住宅となります。

 

若いうちにお金の価値観を学んでこないと、やはり最終的には分不相応な借金を背負うことにあります。住むための住まいに35年ローンを組むというのは、普通の感覚ではないような気さえしてしまいます。

 

5年先の事すら読めないのに、平凡なサラリーマンが35年先のことを考えて借金をするというのは、非常に理解しがたい行為です。一種の宗教なのかなという気さえしてしまいます。

 

最後の住宅ローンにたどり着くために、不必要に買い物をして欲求が抑えられなくなり、クルマの維持費で生活費が高騰するのに慣れて、無駄に高い結婚式で金銭感覚を麻痺させた人たちが、最終的にたどり着く道なのではないかなと思ってしまいます。

 

年収500万円台の平均住宅ローン借入額は3000万円ですが、これを金利2%で借りて35年で返済すると1100万円もの返済利息が生じます。

 

3000万円を3%の配当銘柄に投資すると年間90万円手にするし、2%の運用で回すと翌年は60万円資産が増えます。

 

これを得る機会を諦めて、35年間かけて4100万円もの返済を行うのです。この期間に固定資産税や修繕費が掛かることを忘れてはいけません。

 

お金が掛からない生活

 

このように社会に出て最初の1年というのは、その後の金銭感覚のベースとなるので非常に貴重な期間を過ごすことになります。

 

年齢が若い以上は得られる収入が少ないことは仕方ないのですが、少ない収入をどう使うかで人生は変わってきます。欲望を満たすための消耗品にお金を費やしても、そのときは幸せな気分を得られたとしても、数日も経てばなにも感じなくなります。

 

20代のうちから質素に生活し、クルマや住宅のために借金をしない、結婚式に身の丈にあったお金を使う、余った余剰資金は投資に回す、これだけでお金というのは自然に増えてきます。

 

100万円を年利5%で運用すると35年後には、9000万円を超えます。若いときの100万円はそれだけ価値があるということです。

月の手取り収入31万円、金融資産500万円、サラリーマン生活に大きな不満がなくてもセミリタイアを目指す理由は?

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自分でいうのもなんですが、それなりに順調なサラリーマン生活を送っています。

 

20代の頃は年収が中々上がらず、ずっと300万円台でしたが30手前あたりから上昇してきました。今年の年収は500万円程度、賞与分も月の手取り収入に回すとだいたい31万円になります。

 

そこまで多い金額ではありませんが、浪費家ではないため今の給料には満足しています。


28歳のときに初期費用100万円で始めた投資も、市況が良かったことに後押しされわずか3年間で500万円まで資産が増えました。

 

このまま今の生活を続けると35歳には1000万円、複利の効果が生きて波に乗り始めると40歳には2000万円の領域に達するかもしれません。もしくは株式市場が大暴落して、資産100万円という可能性もありますが。

 

この年齢でこれだけ資産があると物価も高く裕福な日本にいても、それなりに良い生活を送ることができます。

 

資産が3000万円以上は、富裕層の階層ではアッパーマス層と呼ばれますが、この層に入れば日本の上位20%にランクインします。

 

2000万円以上になると日本の上位30%位に入れるかもしれません。22歳で底辺のIT中小企業に入社したことを考えると十分過ぎるほどです。

 

たぶん大半のサラリーマンよりも生活にはそれほど不満はない方です。20代は辛いときもたくさん経験してきましたが、現在はどちらかというと楽をしています。

 

労働時間が過度に多くなることはないし、徒歩10分圏内に住んでいるため満員電車も避けています、自分が期待する以上に年収も資産も順調に増えてきました。

 

ではなぜセミリアタイアしたいのか考えると、以下の理由があります。

 

・サラリーマンでいることのメリットが薄れている
・椅子に座ってパソコンを見ている時間が長い
・残業をしたくない
・毎日ジムに行けない
・ゆっくりと読書ができない
・長期で旅行に行けないし割高料金を払うことになる

 

サラリーマンでいることのメリットが薄れている

 

日本社会全体でいえることですが、明らかにサラリーマンでいることのメリットは薄れつつあります。これは偶然そうなったわけではなく明確な理由があります。ひとつは財政難で税負担が増えていること、もうひとつは額は少ないけれど個人でも収入を得やすい時代になったことです。

 

個人事業主やフリーランスなどたくさんの業種が居る中で、サラリーマンは多くの税金を負担しているからです。この流れはわたしが社会人として働き始めた10年前よりも大きくなっています。

 

サラリーマンが多くの税金を負担させられるのは、税金制度について知識がないからです。企業が代行して税金を取ってくれるため、政府からしたら取りやすいのです。お金は何もないところから生まれないので、政府の財源が足りない以上は、どこからか資金を調達しなければなりません。それは、公務員や個人事業主よりもサラリーマンとなります。

 

高度成長期を迎え企業がお金を稼いでいる時代は、企業が大量の労働者を抱える必要があるため、様々な優遇策が生まれました。終身雇用や年功序列、企業年金制度はこの時代に作られたものです。

 

今は時代が違います。昔ほど企業は右肩上がりに成長できるわけではありません。市場からお金を調達できない以上は、人件費を削らなくてはなりません。人件費も抑制され、税負担が増えているため、勤労所得だけに頼っていると重力の世界で働いているように感じます。


もうひとつの理由は、インターネットが普及したことにより個人でもお金を稼ぎやすい時代に移行したことです。

 

働かないニートが上昇しているというのは、数10年も前から言われていることですが、この情報化社会で働かずにまったく収入を得ていない割合は、どれくらいいるのかなと疑問に思います。

 

実家に住んでニートと言いつつも、ネットで最低限はおこずかいを稼ぎ、損益分岐点はクリアしているのではないかと思ってしまいます。

 

高齢者の数が増え若者の人口が減る中、さらに追い打ちをかけるようにサラリーマンにならない若者も増えています。数として多くはありませんが、学生時代からブログやアフェリエイトで集客し、サラリーマンの初任給くらい稼いでいる人は、ここ最近で急上昇しています。

 

こうなってくると、サラリーマンでしかお金を稼ぐ能力がない人ほど税金を過度に負担することになります。所得税や社会保障税で多くを負担しているサラリーマンが、消費税延期を喜ぶのは皮肉な話です。

 

椅子に座ってパソコンを見ている時間が長過ぎる

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サラリーマンをしていて思うのは、やはり椅子に座ってパソコンを眺めている時間が異様に長いということ。朝会社に着いてパソコンの前に座って、会社を出る前の時間までずーっとパソコンを眺めます。もしも残業して夜の10時まで会社にいたらそれだけで12時間液晶画面を眺めていることになります。

 

さらに人によっては、電車で移動している時間はスマホを眺めて、家に帰ってテレビを見て、ブログを書く時はまたパソコンを眺めることになります。

 

日本でテレビが普及し始めたのなんてつい戦後の話です。そう考えるとここ40~50年のサラリーマンは液晶画面を眺める時間は尋常じゃないことになります。

 

社会人になりこの生活を10年続けていますが、あと30年続けられるとは到底思えません。

 

平日は液晶画面の見過ぎで目が疲れるたびに、はやくセミリタイアしたいなと考えます。


1時間でも残業をしたくない

 

わたしは空気を読まないタイプなので、普段仕事が忙しくないとき以外はさっさと定時に帰ります。ただ、エンジニアの仕事をしているとどうしても帰れないときというのがあります。

 

正直、これは明日でいんじゃないの?と思う事でも、一人でもそう思っているいない人がいるとそういうわけにもいきません。組織の中で生きる以上は、我慢しなくてはならないこともあります。

 

5人に3人は会社の奴隷として生きている人がいて、途中で帰ってしまうとそういう人たちから、責任を放棄して一人だけ帰ったというレッテルを貼られます。

 

年齢を重ねるにつれて残業をするのが耐えられない身体になりました。それは年齢を重ねて老いが始まることによって、残りの人生は無限ではないことに気付くようになるからです。

 

昔は夜の11時まで毎日働くような生活を送ったときもありますが、今だと夜の8時まで残業しただけでもストレスになってしまいます。それほど私の中で時間の価値が上がったことになります。

 

残業の出ない会社で平気で残業している人たち、つまりは人生の限られた時間を無駄にしている人と一緒にいたくないという気持ちが強くなります。

 

できればこういう人たちとは縁を切って、セミリアタイア生活を送りたいです。

 

毎日ジムに行って、毎日読書をしたい

 

贅沢な悩みなのかもしれませんが、毎日ジムに行って汗を流して、毎日ゆっくりと読書をするのが夢です。

 

月会費が8000円のジムに通っていた時に、多いときで週に5日通っていました。その場合、1回の使用料に換算すると400円です。ジムで2時間身体を動かして、サウナに入ってシャワーを浴びて帰ると考えるとコスパは悪くはありません。

 

しかし、仕事が忙しくなると週に1~2回しか行けなくなります。その場合、一回の使用料は1~2000円にまで跳ね上がります。

 

やらなければならない仕事があるんだから、たかがジムくらい我慢しろよと言われそうですが、仕事でストレスが溜まる上に、馬鹿高いジムの会員費を払うなど、ダブルパンチでストレスが溜まります。


定期的に身体を動かすと、身体的にも精神的にも健康になるし、病気に掛かるリスクが減るため、将来の医療代も節約できます。それくらいジムは高い効果を発揮します。

 

そもそも、会社とは定時まで働く契約しかしていないことを考えると、たかが仕事のためにこの機会を失うのは理不尽としかいいようがありません。

 

読書についても、基本的には空き時間を利用して本を読むだけです。じっくりと思考を巡らせるほど読み込むことはできません。

 

一日の時間は自分が思う以上に限られてしまいます。睡眠は8時間欲しいし、安く身体にいいものを食べるためには自炊しなくてはいけないし、身体を動かして運動したいし、本も読みたいし、お酒を飲みながら誰かと会話したいし、何も考えずにぼーっとしたいし、副業でお金を稼ぎたいし、週末はパートナーと旅行や観光にも出かけたいです。

 

しかし、サラリーマンとして忙しく働いていると平日は何もすることができません。起きて会社に行って、帰ってご飯を作って、一息ついたらもう寝る時間です。週末に集中しますが、週末の時間も限られています。

 

たくさん本を読みたいのですが、読書は優先順位としては下がります。

 

サラリーマンとして働いたままでも、ジムに行くことも読書をすることもできます。でも、どうしても時間は限られてしまいます。

 

サラリーマンの思考で考えると、じゃあ自分の時間を作るために効率よく仕事しよう、という話になります。

 

本屋にいくと、自分の時間を増やすために効率よく働く仕事術など、そういう類の本を大量に見かけますが、読みたくもない本を買って、効率よく働くための知識を取り入れるのはそもそもムダだと言うことに気づきます。

 

こうした本を読み漁る時期もありましたが、いまではすっぱり読まなくなりました。

 

自分が効率よく働いて要領よく仕事を終わったとしても、それで助かるのは労働者ではなく経営者です。だからこそ経営者側に立つ人はわたしたちに要領よく働くことを勧めます。しかし、実際に働いたことがある人ならわかると思いますが、会社にいると自分の仕事が終わっても帰れないときもあるし、仕事ができると仕事量が増えるだけで得をすることは少ないのです。

 

効率よく働くにしてもサラリーマンのためにではなく、セミリタイア後自分のビジネスのために効率よく働きたいという思いがあります。そうすれば自分の時間がダイレクトに増えます。

 

長期で旅行に行けないし割高料金を払うことになる

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自覚している人が意外と少ないですが、サラリーマンは常に割高料金を払っています。

 

たとえばGWや年末などの繁盛期ではなく、閑散期に旅行すると飛行機代は半額になるし、宿代も相当安くなります。6万円の航空券が3万円で買えます。

 

サラリーマンは常に会社に拘束されているようなものなので、旅行できる期間が限られています。帰りの便に決まった時間に空港に居る必要があります。そのため、効率よく観光地を回れるプランを立て、すべての日程をあらかじめ計画しなくてはいけません。

 

先日、沖縄旅行のための計画を立てていました。連休の開始から終わりまでで飛行機の往復券を取ると高くなるため、連休の真ん中を抑えて取りました。

 

バスで安く移動できるんだけど、日程に余裕がないため効率よく回るためにレンタカーを借りることになりました。レンタカー料金をみると1日半で1万8千円です。

 

セミリタイア後に連休を外して旅行すると、航空券も安く手に入るし、急いでホテルを予約する必要もないし、レンタカーを借りる必要もありません。旅行して気に入った場所があれば、プランを変更してしばらく滞在することもできます。

 

旅行もサラリーマンでいることで余分なコストを払っていることになります。

 

5年間セミリタイアしてみた

 

今の生活でもお金に困らず、ある程度満足のいく生活ができているのですが、やはりセミリタイアしたいという気持ちは常にあります。

 

最近、セミリタイアを実現した前任者が書いた本を読みましたが、セミリタイアするために今いくら貯金があるかどうかは関係ないといいます。

 

本気でセミリタイア生活をしたいと思ったら、貯金が500万円しかなくても大丈夫だそうです。ちょっとそれはさすがにどうなのかなと思ってしまいますが、なんとかなるかもしれないと勇気を貰えます。

 

 

セミリタイア後の目標生活費

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セミリアイアのために準備しておきたいこと

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